北京から羽田へはANAのビジネスクラスで帰国します。
北京空港ではエアチャイナのファーストクラスラウンジを利用しましたが、飲み物を飲んだだけで滞在も短かったのでレポートはまたの機会に。
座席だけファーストクラスのビジネスクラス
搭乗するANA962便の使用機材はB777-300ER。主に欧米線の長距離国際線で運用される機材です。ということでファーストクラスの座席があります。
航空券としてはビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス仕様。ビジネスクラス搭乗客の中から主に上級会員から優先的にファーストクラスへとアップグレードされます。今回私は幸運なことにファーストクラス座席にアップグレードされました。
アップグレードが確定したのは搭乗の24時間前。ファーストクラスの座席があることは知っていたので、24時間前にANAのホームページにアクセスしてチェックイン&座席指定しようとしたところ、既に2Aの座席で確定していました。
※先日発表されたANAプレスリリースによると、当該便の6月1日~8月31日については使用機材がB787-9となり、ファーストクラス座席はありません。
現在どの程度特典枠が残っているかわかりませんが、もし体験したいのであれば5月中に搭乗することをお勧めしますが、ファーストクラス座席へのアップグレードは確約ではないので、その辺りをどう考えるかが難しいところです。アップグレードされればラッキーという感じですね。
国内線で良ければ、伊丹⇔成田便にB777-300ERで運行される便があります。
ファーストクラス座席がプレミアムクラス扱いになっているほか、ビジネススタッガード座席は普通席の料金で乗れます(安い航空券や上級会員でない場合は指定できないこともあります)
その他にも国際線ビジネスクラスの座席に座れる国内線は何便かありますので、狙ってみてはいかがでしょうか。
座席だけファーストに搭乗!
E26番搭乗口より飛行機へ乗り込みます。
手前がビジネスクラス、奥がエコノミークラスです。
こちらがお世話になる座席。今回は左窓側後ろの2Aです。
通常ANAファーストクラスの場合は専用のボーディングブリッジがあり、ファーストクラス利用客が全員搭乗次第ドアを閉めてしまうので横通路を人が通ることは基本的にありませんが、今回はビジネスクラス利用の方が通ります。
ファーストクラスエリアにはスーツびしっ!革靴ピカっ!といった感じの男性が7名。残りの1名が私。ダイヤモンド優先搭乗したにもかかわらず既に着席されていましたので、VIPのお客様ですね。
大物国会議員とその付き人かな?なんて勝手な想像をしながら、プッシュバックを待ちます。
座席周り
アメニティはビジネスクラス仕様です。短距離仕様なのでスリッパとヘッドフォン、座席上のひざ掛け程度です。
保安検査で没収される事を警戒してモバイルバッテリーを持ってきませんでしたので、ここでしっかり充電できました。
シートガイドはファーストクラスのものが搭載されています。
それでは北京空港を離陸します。ファーストクラスだと窓が遠いので、頑張って腕を伸ばして撮影しました(笑)
機内サービス
さて、お待ちかねの機内サービスです。
シャンパーニュ・デュヴァル・ルロワ・ブリュット・レゼルヴ
あとは日本へ帰るだけなので、気兼ねなくシャンパンを頂きます。KRUGではありませんが、私にはどうせ違いなんてわかりません。
おつまみも一緒に。
機内食メニューです。
・ガーリック風味のローストチキン ブラックトリュフ赤ワインソース
今回は洋食にしてみました。
・スモークサーモンとズッキーニのロール
・クリームチーズとアスパラガスのチキンロール
・フォアグラテリーヌ マンゴーサルサ添え
・バゲット
ハーゲンダッツアイスクリーム。
食後に紅茶を頂きました。
北京→羽田の飛行時間は約2時間30分。思ったより短かったので、のんびり食べていたらいつの間にか到着した感じでした。
ちなみにマイル数だと1313マイルで、羽田から石垣より少し遠いくらい。飛行時間で言えば冬の石垣よりも短いかと思います。
ましてや追い風に乗ってこんなスピードで飛んでますからね(笑)
ちょっと寝て着陸
なんだかんだで一度は倒してみたくなるフルフラットの座席。長距離線だとこの上に寝具が敷かれるのですね。
うとうとする間もなく関東上空へやってきました。まもなく着陸です。
航跡を見るとソウル上空やセントレア上空も飛んだみたいですね。ファーストクラスの座席は景色を見ようとすると身を乗り出さないといけないので「ま、いっか」となりがちです(笑)
私以外の7名の方はお出迎えの方が来ており、真っ先に降りて行かれました。やっぱりVIPですね。
ぽつんと残される私・・・ですがその分しっかりと写真を撮影することができました。
羽田空港に到着!
羽田→中部便はすでに出発している時間帯ですが、新幹線であれば当日中に名古屋に帰れるので素直に新幹線で帰りました。
ビジネスクラスを楽しむ入国しない海外旅行
深夜0時過ぎに羽田空港を出発し、香港・北京と乗り継いで、他国に入国することなく羽田空港へ戻ってきました。一見無駄な移動にも見えますが、究極の贅沢とも言えます。こんな乗り方ができるのもマイルを貯めているからこそ。これからも特典航空券を使ってたくさん飛び回りたいです。