中国国際航空CA118便で北京首都国際空港に到着。北京からはANA962便に乗り継ぎます。乗り継ぎ時間は4時間近くあります。
北京空港の乗り継ぎに時間がかかるのは過去の話?
2017年にSFC修行を行った当時、SINタッチなどの王道ルートの1つとしてエアチャイナビジネスクラスで行くSFC修行がはやりました。その際に不安視されていたのが北京空港での乗り継ぎ。日本→北京を夜便、北京→シンガポールを深夜便というルートが時間効率がいいという事で、利用されている方が多かったように思います。このルートで行くと北京での乗り継ぎがおおむね2時間くらいとなっており、列に割り込んで乗り継ぎさせてもらったり、最悪の場合乗り継げなかったなんて体験談も拝見しました。
私はSFC修行としては北京乗り継ぎをしなかった(そもそも今回が北京空港初訪問&エアチャイナビジネス初搭乗)ので、乗り継ぎ時間を3時間以上確保したこともあり、どれくらい時間がかかるのか実は密かにに楽しみにしていました。
しかし、国際線乗り継ぎカウンターの通過に時間がかかったのも過去の話。
現在では自動化ゲートの導入で非常にスムーズに乗り継ぎカウンターを通過することができました。
右下ガラス扉の奥に乗り継ぎカウンターがあります。入国審査場の左端。並んでいる人も多いですが、どんどん列は進みます。
この奥に自動化ゲートがあり、パスポートとボーディングパスのチェックがあります。機械は計9台置いてありました。
ちなみに私はこの列に2回並びました。搭乗券を持っていなかったからです。さすがにEチケット控えでは通過できませんでした。
北京空港の乗り継ぎカウンターで搭乗券を手に入れる
まずは乗り継ぎカウンターで搭乗券を発券してもらおうとします・・・が、カウンターに誰もいません。ソウルではEチケット控えで通過できたので乗り継ぎゲートに行ってみますが、搭乗券を発券して来いとの事。
という事で、到着した側と反対側の乗り継ぎカウンターに行くことになりました。
ANAの案内地図を加工しています。
①が誰もいなかったカウンター。次に②の乗り継ぎゲートに行きましたが搭乗券が必要という事で③のカウンターで発券してもらいました。途中金属探知機ゲート(のようなもの)が置いてあるエリア(地図によると検疫)を逆流することになりましたが、横にいた警備員さんには何も言われませんでした。
荷物検査もスムーズ
搭乗券とパスポートチェックを終えたら一つ下の階に。次は荷物検査です。
中国の荷物検査はモバイルバッテリーが没収されたなどの声も聞きます。色々面倒臭くて時間がかかるイメージがありましたが、普通に出国してきた方と合流してどんどん空いているレーンに回されました。乗り継ぎゲートのスムーズな人の流れから言って相当数の人が荷物検査に流れているはずですが、私が待ったのは2人だけ。今回はパソコンもモバイルバッテリーも持っていなかったので、簡単に検査が終わりました。
降機から出国エリアまで40分(実際はもっと早い)
出国エリアに到着しました。
降機から乗り継ぎ手続きを経て出国エリアまでは約40分でした。しかし、この時間は乗り継ぎゲートに2回並び、乗り継ぎカウンターで発券してもらう時間を含んでの時間です。初めから搭乗券を持っていたら20分もあれば充分でした。むしろ降機口から乗り継ぎゲートまで歩く方が時間がかかったと思います。
まとめ 油断は禁物
北京国際空港の乗り継ぎ体験記でした。自動化ゲートの導入によって非常にスムーズに乗り継ぐことができました。以前ほどの心配は無くなったと思いますが、それでも異国の地ですし、空港内が広いので余裕時間を取るに越したことはありません。特に航空会社が違ったり、荷物を預け直さなければならない場合など、一度入国しなければならない事もあります。ちらっと見ただけですが、入国審査場はかなり混雑していました。
自動化ゲート導入は安心材料ではありますが、乗り継ぎを保証するものではありません。旅行前には旅程や預け荷物はどこまで運ばれるかをしっかり確認して出発する事が大切だと思います。