羽田空港からイギリス、ロンドンへ。ANAファーストクラスに搭乗します!
2度目のANAファーストクラスは体調万全で!
ANAファーストクラスへの搭乗は2018年のフランクフルト→羽田以来2回目となりますが、前回は時差の影響で寝不足状態での搭乗となってしまいました。今回はホテルに前泊して極力睡眠不足にならないよう努めましたので、しっかりとファーストクラスの旅を満喫できそうです。
フランクフルト→羽田ファーストクラスの搭乗記はこちら
機内へ
もちろん優先搭乗にて機内へと向かいます。
左へ!
本日お世話になる座席「ANA FIRST SQUERE」です。座席位置は左窓側後ろの2A。
ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンクのシャンパンが来ました。
太陽光を当てて撮影すると雰囲気が出ますね。
プッシュバックを待ちます。
この日の搭乗客は私の前、1Aにお一人。反対の1Kにお一人。右側列にはまだいたかもしれませんが、確認はできませんでした。
羽田空港離陸
滑走路へ・・・。
34Rから離陸するようです。
スカイツリーにしばしの別れを告げ、機体は一路ロンドンへ向かいます。
リラックスウェアにお着替え
シートベルト着用サインが消えました。
出発前にリラックスウェアに着替えなかったので、ラバトリールームに行きます。
前回搭乗時はリラックスウェアがLLサイズだったので割とダボダボでした。もし今回も同じLLだったらLサイズがないか聞いてみるつもりだったのですが、初めからLサイズが用意されていました。
着替え台を出します。
上用。
下用。
ついでにラバトリールームのアメニティをご紹介。
資生堂の化粧水と乳液。お手拭きは1枚1枚丸められてかご入りです。
使い捨てのアメニティも収納されています。
座席周りの様子
改めて座席周りをご紹介いたします。
今回お世話になるファーストクラスのシート。B777-300ERの前方に設けられた8席のみのシートです。
シートモニターは23インチ。
サムソナイトのアメニティポーチにノイズキャンセリングヘッドフォン。
ANAのロゴが入ったソニー製。
離着陸時はパーテーションが開けられますので反対側K席まで見通せます。
まずは左側をPUSH。
オーディオジャックがあります。コードを出すための隙間が下側にありますので、扉を閉じていても大丈夫です。
続いて右側をPUSH。
こちらはリモコンですね。
リクライニングはタッチパネル。詳細設定で細かく好みのポジションにすることもできます。
USB電源は蓋をスライドすると出てきました。
となりのボタンを押すと、
足元のライト点灯。これは初めて気づきました。
そして座席右側の眼鏡ケースです。
座席の紹介については過去記事でもご紹介していますのでご覧ください。
こちらは北京→羽田の座席だけファーストクラスになった搭乗記です。
国内線でもファーストクラスの座席に座るチャンスがあります。
アメニティ類
サムソナイトのアメニティポーチを開けてみます。
アイマスク・イヤープラグ・歯ブラシセット。
そしてTHE GINZAの洗顔料・化粧水・乳液。こちらは前回もお土産品として喜ばれたので今回もお持ち帰り。
なおこちらのアメニティについては3月1日より順次内容が変更されています。ポーチがANAオリジナルのグローブトロッターになったほか、内容物も変更です。
個人的にはサムソナイトの方が好みですが、グローブトロッターも素敵ですね。
機内WiFiサービス
ANAファーストクラスでは機内WiFiが100MBまで無料です。
裏面のアクセスコードを入力して使います。
有料プランはこんな感じ。フルフライトプランは$19.95なので、およそ2200円相当ですね。
速度は期待できませんが、繋がらないよりは良いですね。ぜいたくを言えばもう少し容量が欲しいです。
ANAファーストクラスの機内食1食目
それではお待ちかねの機内食タイムです!
まずはANAファーストクラスと言えばKRUGです。もはやANAファーストクラスの儀式です。
クリュッグ メゾンでは、あらゆるクリュッグ ヴィンテージをその年固有の特徴を表現する シャンパーニュとして造っています。クリュッグ2004のエレガンスはセラーで12年間寝 かせることで、豊かな表現と調和、フィネスがさらに深まった結果の賜物です。きわめて バランスのとれたシャンパーニュであり、ブリオッシュと蜂蜜の軽やかな風味はやがて オレンジ、レモン、マンダリンといった新鮮な柑橘類へと移行し、エレガントなフィニッ シュによって引き立てられます。 ANAファーストクラスでは1986年の国際線就航以来、至高のシャンパーニュにこだわ り、クリュッグを提供し続けています。 機内環境でもクリュッグ2004の芳醇な香りと味わいをお楽しみいただけるよう、ワイングラスで提供いたします。
(なぞの旅人ふーが寝ている・・・笑)
アミューズと一緒に頂きます。
・ナッツスティック
・鴨の生ハムとマッシュルームのマリネ タイム風味
・杏子とバターのロール仕立て
・ソフトスモーク帆立貝と大長みかんソース
KRUGを楽しんでいるとテーブルがセットされていきます。
2杯目ドリンク。季節限定ドリンクのマップルジュース シャルドネです。
信州 高山村の自然豊かな地で収穫されたワイン用ブドウのみを使用。食事と合わせることにより、料理の美味と融けあい、味わいに奥行きと気品をもたらします。甘味、酸味、渋みやコクとアロマを感じられる、大人のためのラグジュアリーな100%ストレートぶどうジュースです。ライチ・青リンゴ・白いブーケを思わせる華やかな香りを持ち、心地よくしっとりした舌触りのクリアな酸とはちみつのような甘味が、洗練された高貴なイメージを醸し出しています。
こちらから購入できるようです。720ml入りフルボトルで税込み4039円。
・アペタイザー
・オマール海老とそのコンソメジュレのガトー仕立て バニラ風味 キャビア添え
キャビアは瓶入りでお好きなだけ。
こんな感じに乗せていただきます。
濃厚なオマールエビの風味と旨味、ぷりぷりの海老の食感にキャビアがアクセント。
つまり美味しいです。
・ガーデンサラダ
2品目はガーデンサラダ。ドレッシングが柚子胡椒とノンオイルトマトから選べます。
海外だとどうしても野菜不足になりますからなるべく食べておきたいところ。野菜の味が濃厚で私はちょっと苦手でした。
・コーンスープ
続いてコーンスープ。これはお湯で溶かしたもののようで、若干溶け残りがありました。しっかり混ぜれば問題なし。
・メインディッシュ
・黒毛和牛フィレ肉のグリル パンチェッタとエストラゴンのソース レンコンのガレット添え
ご飯:岩手県雫石産銀河のしずく(金芽米)
国際線ファーストクラスの機内食ステーキ。1つの到達点ですね。
ブレッドはご飯に変えてもらいました。ファーストクラスのご飯は機内の専用窯で炊いた炊き立てものが提供されます。
メインの後にはチーズプレートがあるのですが、こちらはスルーしてデザートを頂きます。
・デザート
・ソルベページュ
・食後の紅茶
食後にTWGの紅茶。時間を測るのに砂時計が用意されるのがファーストクラス。お昼の時間ですが、ミッドナイトアワーティーです。
・プティフール
・ボンボンショコラ「陰 In」
・プティフィナンシェ ピスターシュ
・プティマカロン バニラとチェリー
一口大のケーキの事をフランス語でプティフールと言うのだそうです。TWGの紅茶と共にいただきます。
機内販売
ANAダイヤモンド会員特典で機内販売バウチャーを選択していましたので、TUMIのショルダーバックを購入。
街中散策用の少し大きめのバックが欲しかったので丁度良かったです。早速ロンドン街歩きで利用したほか、最近の旅でも活用しています。ipadやA4サイズのファイルが収納できるサイズ。上部がファスナーではなく蓋方式で軽い磁石で止まっているだけなのでそこだけが不満点。セキュリティ上海外では不安を覚えます。 →内部にファスナー付きのポケットがありました。
免税価格32000円でダイヤモンド会員特典のバウチャー20000円を使用し、残りの12000円をANAカード決済の10%引き、10800円でした。
村尾の水割り
ANA免税品機内販売でも人気の焼酎、村尾。私は購入したことが無いのでどんなものかと思い注文してみました。
私は日本酒の方が好きかな・・・。
普段飲まないお酒でも気軽に試せるのが国際線の良い所ですね。
・おつまみ
村尾と一緒にいただきます。
・河豚のから揚げ
・さつま揚げ
お休みタイム
日本時間的には15:30と言ったところです。1食目の機内食が一通り終わり、村尾で良い気分になったところで(汗)少しお昼寝です。
となりの2C席が空いていましたのでベットメイクしていただきました。
ロシア上空の景色
3時間ほど眠ったようです。飛行機は順調にロシア上空を飛行中。半分ほど来たでしょうか。
これでもかと言うくらい細い月と、夕焼けと青空のグラデーション。地上からは見られない景色ですね。
飛行機は西へ向かっていきますので、太陽を追いかける形。暗くなることもなく、明るくなることもなく、これくらいのオレンジ色がずっと続いていく感じです。
今回搭乗したのが冬なので、もし夏に搭乗したら太陽がぎりぎり見える時間がずっと続くのかもしれません。
下を向けば氷の世界です。
到着までには再び太陽が昇ります。何とも幻想的。
ファストトラックご利用券と入国カード
ファストトラックご利用券と入国カードを頂きました。
機内食2食目
機内食2食目は「お好きな時に」から和食のセットメニューにしました。
・かつ丼
ご飯はかつ丼に変更しました。
薄めの衣に玉子焼きのような玉子。正直これはあまりお勧めしません。
・ 煮物
・薇(ぜんまい)と蒟蒻の炒め煮
・松竹梅盛り(1食目の先附より)
主菜
・穴子一干し焼
CAさんの裁量で、1食目の和食メニューの中から残っていたメニューを提供していただきました。
デザート
・餡ぷでぃんぐ
緑茶と共にいただきました。これでしばらく和食とはお別れです。
ロンドン ヒースロー空港に到着!
飛行機は北海上空に差し掛かりました。ロンドンヒースロー空港へはあと1時間ほど。
機内照明も再点灯です。
最後の1杯は香るかぼす。
テムズ川が見えてきました。
経度表記も「W」に。
ブリティッシュエアウェイズ!
イギリスロンドン ヒースロー空港に着陸!
羽田空港より約12時間。夢のファーストクラスの時間が終わりました。
まとめ
途中3時間ほど眠った、そして2回目という事もあり時間の経過が早く感じました。国際線ファーストクラスと言えばステーキ!と言う固定観念と一度は食べてみたいという思いからステーキを頂きましたが、2食目の和食もなかなかのもの。また美しい青とオレンジのグラデーションの景色には感動しました。マイルを貯めれば比較的簡単に乗れる、とは言え何回も乗れるものでもありません。生きているうちにあと何回乗れるか分かりませんが、また乗る機会があればいいなと思います。
さて旅の続きはと言うと、まずは市街地に移動してホテルにチェックイン。その後VELTRAで申し込んだロンドン市内を周遊するオープントップバスに乗りに行きます。初めてのヨーロッパ、そしてロンドンの夜景が楽しみです。
参考価格:羽田→ロンドン 片道 1935670円