弾丸のフランクフルト滞在を終え、リモワを手に入れ、フランクフルトから帰国します。搭乗するのはANA224便東京羽田行き、復路はANAのファーストクラスです。
人生初のANAファーストクラスへ
ついにやってきました、ANAのファーストクラス。伊丹→成田の移動でプレミアムクラス扱いのファーストクラス座席に搭乗しましたが、今度は正真正銘の国際線ファーストクラスです。
ANA FIRST SQUARE
今回お世話になるのは前列窓側の1Kの座席。
この日の搭乗は私の後ろ2Kに1人、そして反対側に1人か2人?ファーストクラスのプライベート性もあり、A列側に何人乗っているかは正確には分かりませんでした。
座席に座ると目に入る23インチ大型スクリーン。アメニティはサムソナイトのポーチに入っています。ANAのロゴが入った特別仕様です。
通常のANAの各種アメニティのほかに、THE GINZAの高級アメニティ。
こちらはお土産にしました。
スリッパはプレミアムクラスなどと同じですね。
リラックスウェアとカーディガン。リラックスウェアは持ち帰り可能です。
ノイズキャンセリングのヘッドフォン。SONY製。
リモコン。
ユニバーサルデザインの電源。
小物入れ。
眼鏡ケース。
モニターしたに引き出し。写真のようにタブレットや、薄い書類などの収納に便利・・・ですが降機時にパソコンを忘れました(汗)
後ほどリクライニング・フルフラットにした時の様子。
乗ったら寝る
ANA224便の出発時間は20:45。通常であれば少しお酒でも頂きつつ少し料理をつまみ、さて寝るか、といった感じだと思うのですが、時差ぼけが治る間もなく帰国する私にとって20:45は日本時間の4:45。徹夜明け同然の身体でファーストクラスへ搭乗しました。
CAさんに安定飛行に移ったらすぐに寝ることを伝え、隣席の空席にベットメイキングしていただきました。
足裏にぺたぺたして就寝。
ファーストクラスの機内食
2時間ほど眠りました。ペットボトルのお水が置かれていました。起きてすぐに水分補給できるのはありがたいです。
1K席に戻り、機内食を頂きます。
KRUGと新政No.6の飲み比べ
まずはANAファーストクラスと言えば、KRUG(クリュッグ)
そして期間限定で提供された、日本酒の新政No.6。こちらは11月末までの提供という事で、現在は搭載されていません。日本酒とは思えないラベルのデザインです。
というわけで飲み比べ。
シャンパーニュ・KRUG(クリュッグ)2004
クリュッグ メゾンでは、あらゆるクリュッグ ヴィンテージをその年固有の特徴を表現する シャンパーニュとして造っています。クリュッグ2004のエレガンスはセラーで12年間寝 かせることで、豊かな表現と調和、フィネスがさらに深まった結果の賜物です。きわめて バランスのとれたシャンパーニュであり、ブリオッシュと蜂蜜の軽やかな風味はやがて オレンジ、レモン、マンダリンといった新鮮な柑橘類へと移行し、エレガントなフィニッ シュによって引き立てられます。 ANAファーストクラスでは1986年の国際線就航以来、至高のシャンパーニュにこだわ り、クリュッグを提供し続けています。 機内環境でもクリュッグ2004の芳醇な香りと味わいをお楽しみいただけるよう、ワイン グラスで提供いたします。
新政 No.6 ANA-type 純米生酒
1852年創業。美酒王国として知られる秋田でも屈指の蔵元。1930年、この蔵で発見された現存する最古の「6号酵母」を用い、ANAのためだけに醸造された限定酒。45%まで磨きこんだ米を使用し、より格調高い味わいに。6号酵母の清楚でありながらも力強い存在感を鮮やかに表現しています。
アルコール度 15.0°/ 原料米 酒母米 改良信交 40%精米(秋田市河辺産)
麹米・掛米:酒こまち 45%精米(秋田市雄和産)
アミューズも一緒に頂きます。
・ハーブ風味のシュリンプブレゼ
・フォアグラテリーヌのアーモンドボール
・ドライトマト モッツァレラチーズとオリーブのピンチョス
・チーズペッパーバー
機内食は和食をチョイス
初のANAファーストクラス機内食は和食にしました。出発前は洋食にするつもり(国際線と言えばステーキ!という単純思考)でしたが、傷心だったのでホッとする和食で。
まずは先付け・前菜。
先付け:ほうれん草と杏茸のお浸し
前菜:
・いくら醤油漬け ・海老芝煮 ・帆立貝黄身焼き ・鴨ロース煮 ・酢どりエシャロット・赤ピーマン紅葉
お椀:鱸揚げ
お造り:鮪焼き霜造り
炊き合わせ:里芋唐揚げ
小鉢:白和え
主菜:平政煮つけ
ご飯:大分県玖珠九重産ひとめぼれ
お味噌汁
デザート:洋食メニューよりアイスクリームの取り合わせ
お食事の時間はこれでいったん終了です。
ふたたびお隣のベット席へ。既に再ベットメイキングされていました。さすがファーストクラス。
ラバトリールーム
B777-300のファーストクラス用ラバトリールームは2か所。リラックスウェアに着替えるときにもお世話になります。
特別広くはないかな(笑)
軽食メニューより2回目の機内食
機内食後1時間ほど眠りました。羽田空港へはあと3時間ほど。縮尺の関係で地図上ではロシア上空を猛スピードで飛行したように見え、日本に近づくにつれ飛行機アイコンのスピードがものすごく落ちます。
軽食メニュー お好きな時に より
海鮮茶漬けを頂きます。
だし汁をかけます。
やっぱり出汁のうまみはほっとします。
デザートとして抹茶を注文しました。
抹茶:静岡抹茶
和食デザートより:宗家 源吉兆庵 梨乃菓
ANAファーストクラスの機内WiFiサービス
ANAファーストクラスの機内WiFiサービスは100MB上限のフルフライトプランが無料でした。
有料で申し込むと19.95$です。
今回気を付けなければならないと思ったのが、WiFi経由でアプリの自動アップデートが始まってしまったこと。慌てて止めましたが、スマホやタブレットPCの設定に注意です。電波状況はおおむね良好で、往路ルフトハンザのWiFiよりもスピードが出ている気がしました。ただし一部区間(特にロシア東部飛行中)で全くつながらなくなりました。
オーロラが見える?
この真っ暗な写真。実はCAさんに言われて撮影したオーロラです。カメラの設定を色々いじったのですが、撮影することはできませんでした。オーロラと言えば緑や赤のなびくような光を想像しますが、肉眼ではぼやーっと浮かぶ雲のように見えました。
日本の大地が見えてきた
日本海を縦断し、新潟県上空から羽田空港へ向かいます。飛行時間はあと1時間ほど。
東京羽田空港に到着
タッチダウン!
ドイツ・フランクフルトから11時間余り。羽田空港国際線ターミナル142番スポットに到着しました。これで人生初のファーストクラスで行くドイツ弾丸旅はひとまず終了です。
まとめ
以上、人生初のANAファーストクラス搭乗でした。ドイツでのゴタゴタ、そして寝不足での搭乗とあってファーストクラスに搭乗するわくわく感よりも日本語が通じる安心感、そしてホッとした感が強かったです。高級酒は私には豚に真珠ですが、日本人好みの優しい出汁とうまみ、そして味だけではなく視覚も楽しませてくれる和食の機内食。CAさんのきめ細やかなサービス。本当に体験できてよかったです。
参考価格
ANA フランクフルト→羽田 ファーストクラス片道 1,217,120円