うすうす心配はしていましたが、ついに来てしまいました。
特典航空券を発券していた、関西→バンコクのタイ国際航空A380ファーストクラスが消えました。
以下届いた悲報メール。
いつもANAをご利用いただきありがとうございます。
ご予約のフライトに変更が発生しましたのでご案内いたします。
ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫
≪変更前≫
[1]●月×日(土) TG673
大阪(関西) - バンコク(BKK)
17:25発22:00着
座席番号:1A
特典ファースト / OK
≪変更後≫
[1]●月×日(土) TG673
大阪(関西) - バンコク(BKK)
17:25発22:00着
座席番号:12A
特典ビジネス / OK
時間変更、便名変更および、
出発の近いお客様から順次ご連絡いたしますが、お急ぎの場合は、
出発時刻48時間前に入ってから変更となった場合、
なお、乗り継ぎ時間の不足や運航会社側の理由により、再度、
最新のスケジュールは予約確認画面からご確認ください。
はぁ・・・
発券時の記事はこちら
タイ国際航空A380 関西→バンコクが機材変更 ファーストクラスが消える
最近多いんですよね。タイ国際航空の機材変更。
私の最寄り、中部国際空港でもゴールデンウィーク前後にA380が期間限定で就航すると発表しながら、結局運航されませんでした。
これが・・・
これに。
美人のCAさんとイケメン乗客が写ってるから良いとかそういう話ではなくて・・・
さて、善は急げという事で早速ANAデスクに電話します。早く電話しないと特典枠が無くなってしまいますからね。
ANAデスクと交渉
デスクからの選択肢の案内は次のようなものでした。
選択肢1.ビジネスクラスを受け入れる
まずはそのままビジネスクラス搭乗を受け入れるという選択肢。この場合差額マイルが返還されるとの事でしたが、その場で返還されるわけではなく、旅行終了後に改めて連絡が必要との事でした。返還して頂けるマイルは2万数千マイル(すみません失念しました)とのこと。バンコク→ミュンヘンのファーストクラスはそのままという事で、これでも良いかなと思いました。とりあえず選択肢の1つとして保留。
日本→欧州への提携会社特典航空券必要マイルは、ファーストクラスで180000マイル、ビジネスクラスで95000マイルなので、差額マイルは85000マイルです。片道当たりに直すと42500マイル。バンコク→ミュンヘンはファーストクラスのままなので、完全に差額が返ってくるわけではないようです。電話口の様子から、どうやら基準が決まっているようでした。区間なのか、距離なのか、その辺りは分かりませんでしたが・・・。
選択肢2.成田発のファーストクラスに変更
結論から言うと成田発のファーストクラスに変更しました。詳しくは以下に記述します。
とりあえずの旅程を確定させなければいけないらしい(1回目の電話)
どちらにするかはさておき、まずは変更された旅程を確定させなければならないという事で、関西空港からのビジネスクラスを抑えました。成田発のファーストクラスにも変更できるという条件を聞き、一度電話を切って考えることに。ただし再び電話した時に成田発のファーストクラス枠が無くなってしまっていたら変更はできないという条件です。
熟考の末成田発に振り替えることに(2回目の電話)
熟考の末、成田経由に振り替えることにしました。やはりA380ファーストクラスの搭乗機会を逃すのは惜しいです。
大阪3空港から成田へ飛んでいるのは伊丹空港のみ。1回目の電話では伊丹→成田の枠があったのですが、2回目の電話の時点ではなくなってしまったとの事。私は2018年KIX-ITMカードプレミアム化を目指しているので、それなら関西発をという事で関西→羽田便を確保してもらいました。
確保した関西→羽田便はファーストクラスに搭乗する前日の便。東京都内で1泊し、夕方成田から出発です。成田空港のスイートラウンジ(とユナイテッドクラブ)を1度は時間を気にせずゆっくり訪問したいと思っていたので、これはこれで良いかなと思います。
1回目と2回目の電話で異なる点
ANAデスクには合計2回電話をしたのですが、1回目の方と2回目の方で対応が違っていました。それについて整理したいと思います。
なお、一部私の推測が入っている点にご留意頂ければと思います。
1度キャンセルして取り直し(1回目の電話)
1回目の電話では、日本国内の出発地を名古屋にしてもOKとの事でした。要は、中部→成田→バンコク・・・という旅程も可能という事。これは推測なのですが、手数料無料で払い戻した上、もう1度取り直しをするようです。ただし1度キャンセルするので、同じ電話内でキャンセル→取り直しをしないと発券の保証が出来ないとの事。
名古屋発ならそれでもいいかなと思ったのですが、取り直しという事は燃油サーチャージが上がる可能性があると思ったので、1度保留にしました。これについては確認しませんでした。
経路変更(2回目の電話)
2回目の電話です。熟考の末成田経由に変更、もし枠が無ければ関西→バンコクをビジネスクラスにダウングレードするという自己結論で再び電話しました。
すると、2回目の対応では名古屋発に変更することはできないとの事。通常特典航空券の経路変更は認められていませんから、これは普通の対応です。関西→バンコクを関西→成田→バンコクに変更できたのはダウングレードによる特例ですね。
フランクフルト行きに変更(目的地変更)はできなかった
このファーストクラス特典航空券を発券した際、希望としてはバンコク→フランクフルトへのファーストクラスでした。不足マイルをコツコツ集めている間にフランクフルト行きの枠が無くなってしまったため、代替案としてミュンヘン行きで発券したのです。
今回の件で再検索してみると、バンコク→フランクフルトのファーストクラス特典枠が復活しているではないですか!
というわけで、ダメもとでフランクフルト行きに変更できないか聞いてみた所・・・
やっぱりダメでした。
関西→バンコクを関西→成田→バンコクに変更できたのはあくまでも特例。ミュンヘンからフランクフルトに目的地を変更することはできませんでした。これはルール通りなので仕方ないですよね。
変更前と変更後の比較
というわけで、私の人生初ファーストクラスは関西→バンコクから成田→バンコクへと変更されました。
変更前
変更後
関西空港から飛ばなければならない回数が1回増えた(KIX-ITMカード)
2018年中に関西空港から飛ばなければならない回数が1回増えました。関西空港から国際線に乗る場合、KIX-ITMカードのポイントは往路に往復分搭乗実績が付与されます。関西発が国際線から国内線に変更されたことによって、片道分しか搭乗実績が付与されなくなってしまったので、1搭乗補填する必要が出来てしまいました。
まだ2018年は半年ありますし、ゆっくり考えたいと思います。
タイ国際航空さん、もう機材変更しないでね!
紆余曲折あったものの、とりあえずA380ファーストクラスを再び確保することが出来ました。あとは再びの機材変更が無いことを祈るばかりです。
後日さらに消えました。
結果的にルフトハンザのファーストクラスでドイツに行ってきました。