※ホヌと当記事の内容は一切関係ありません
本日は2020年3月29日。各所で外出自粛要請が出される中、皆様どのように過ごされていますでしょうか。
さて、先日ANAのPP2倍キャンペーンについて個人的見解を述べさせていただきました。
あれから10日経ち、状況も刻々と変化していますね。この土日は各地で外出自粛要請が出されています。
そんな中Twitterのタイムラインを眺めていると「2倍キャンペーンだからこそ修行すべき、航空会社も望んでいる」という意見と「こんな時にステータスのためだけに意味もなく飛行機に乗るなんてとんでもない!」という意見に割れています。
いつもは平和な私のタイムラインですが、コロナウィルス騒動をきっかけに意見対立が浮き彫りになった感じです。
PP・FOP2倍キャンペーン
需要が激減している航空業界。このままでは会社がつぶれてしまいます。そこで目を付けたのがいわゆる修行僧と言われる方たちですね。ANA・JAL共にステータス獲得のためのポイント、いわゆるPP・FOPを2倍にするキャンペーンを行っています。
一方で世の中では外出自粛要請が行われています。航空会社がキャンペーンを打つ=搭乗客増を望んでいるでしょうから、これは相反するキャンペーンと言えるでしょう。航空会社の上層部もPP・FOP2倍なんてやれば修行僧(=不要不急の移動)が激増する事くらいは予想しているはず(むしろそれが狙いとも)それでもキャンペーンで搭乗客を増やさないといけないくらい、切迫した状況だと思うのです。
各種イベントと航空業界の違いは?
開催を強行したことで物議をかもした某格闘技イベント。その他各種ライブ・スポーツ・イベントが延期及び中止になっています。新型コロナ感染拡大防止のためには中止にすることが望ましい。しかし中止にすると興行主に莫大な損失、場合によっては倒産・破産という事になってしまいます。社会的批判を免れないことが分かっていながら強行する気持ちも分からなくはありません。
でもこれって、現状の航空会社にも当てはまるのではないでしょうか。
航空会社が批判されないのは、公共交通機関としての役割があるから。本当に必要な移動もあるでしょう。しかし立場としては各種イベント興行主と変わらないと思います。航空会社は飛ばしてなんぼ、人(及びモノ)を運んでなんぼの商売です。国が本気でコロナの感染を止めたかったら、人の外出を止めたかったら、これはもう補償をしてでも交通機関を止めるしかないと思います。
自粛要請の限界
私は、自粛要請というレベルでは人の移動を止められないと思っています。大半の人は自粛要請に従いますが、一定の割合で無視する人はどうしても出ます。本気で人々の外出を止めたかったら、公権力をもってして止めるしかないんです。私もこんなことは望んでいません。
修行する?やめる?
10日前にPP2倍キャンペーンに関して考察した際には修行しても・・・と思いましたが、現状修行するのはリスクが高すぎる、中止すべきというのが個人的立場です。
それでも修行するのであれば感染防止対策は完璧に、そして修行を勧めるSNSへの投稿、また修行を中止した人への煽りは厳に慎んでいただきたいと思います。
まとめ
10日前と比較し、コロナウィルスの感染者増加ペースが格段に上がっています。某知事ではありませんが、今が踏ん張り時です。終息後には大規模な旅行キャンペーンが行われるとされています。私のような旅行を楽しみつつ修行するスタンスの方は、そのタイミングで修行しても良いかと思います。
ANA・JAL共に終息後にもPP・FOPキャンペーンがあることを一旅行者として希望・要望し、それまで航空会社が存続できるよう、国にしっかりした支援をお願いしたいです。
新型コロナウィルスが早く終息することを願います。