どこでもきっぷ2日目。この日は飛び石連休の中日という事で夕方までお仕事。仕事終了後にどこでもきっぷの範囲である米原駅まで車移動です。
1日目は北陸方面へ出かけました。
特急ひだ36号 大阪行き 米原→新大阪
米原駅から乗車するのは特急ひだ36号、大阪行き。
特急ひだと言えば大半は名古屋と高山・富山を結んでいますが、1日1往復だけ大阪からの列車があります。名古屋在住の私が乗ることはまずないのですが、だからこそこの機会に乗ってみることにしました。
という事でキハ85系がやってきました。
指定席券は取っていないので1号車の自由席に。
1号車の先頭は運転席の後ろがガラス張りになっており前面展望が楽しめるのですが、さすがに途中駅からの乗車という事で埋まっていました。
米原を出ると停車駅は草津・京都・新大阪・大阪です。
キハ85系は120㎞/hで走る性能がありますが、90~100㎞/h程度で流して走っている様子。高山線のカーブが連続する線形と違い、琵琶湖線は直線区間が長いので加減速があまりありません。乗り心地としては良いのですが、カミンズ社製ディーゼルエンジンの音が楽しめないという意味では鉄道好き泣かせ。
旧車販準備室。
かろうじて自動販売機があります。
大阪から高山までとなると4時間を超える長丁場。乗車前の買い出しは必須です。一応岐阜駅で名古屋からのひだと連結する時間があるので、その間に買い出しに行けなくもない・・・かな?
もっとも、大阪から高山まで乗り通す需要がどれくらいあるのでしょうか。京都や米原まで新幹線、また少し遠回りとなりますが名古屋まで新幹線のルートもあります。
さて、また話が脱線しましたが、特急ひだは脱線することなく(脱線したら大変だ)新大阪駅に到着です。
山陽新幹線 みずほ615号 新大阪→博多
特急ひだは大阪行きなので、せっかくなら終点まで乗り通したいという気持ちもあったのですが、それ以上にみずほに乗りたかったので新大阪で素直に下車しました。
博多まで行く、という意味では後続ののぞみに乗れば大阪まで行って戻っても行くことは可能です。しかし、出来る事なら普段乗ることのない九州新幹線車両に乗っておきたいですよね。
みずほ615号の停車駅は新神戸・岡山・広島・小倉・博多。そして今回は博多で下車しますが、熊本・鹿児島中央に止まります。まさに主要駅しか止まらない最優等列車です。
落ち着いたデザインの座席。みずほでは指定席を取りましたので2-2シートです。
新大阪駅は10分乗り継ぎでしたが、急いで夕食のお弁当を買ってきました。時間も遅めなので選択肢はあまりなく、まぁ色々食べられるってことで幕の内弁当にしました。
中身はこんな感じでした。
岡山駅に止まっていたレールスター。昔はひかりレールスターとして花形の運用でしたね。今はこだまレールスターですが、それでも乗ってみたい新幹線の1つです。
新大阪から2時間27分、博多駅に到着です。快適な新幹線の旅でした。前日の北陸新幹線は乗車してもせいぜい30分。2時間越えの乗車だと乗った感があります。お弁当を食べて流れゆく夜の車窓を眺め、ちょっとうとうとしながら良い時間を過ごせました。
2日目の行程はここまでです。
みずほはさらに鹿児島を目指します。
お見送り~。
博多のお宿
この日は博多駅前で1泊。宿泊先は「the b 博多」です。
翌日はまずは博多南線で博多南駅へ。どこでもきっぷの最西端を制覇した後、素直にホテルに戻るつもりが山陽新幹線のつばめ号を見つけたので小倉まで乗車。博多に折り返し、ホテルをチェックアウト後ゆっくりゆっくりと大阪方面へと戻ります。