ANA国内線にお得なマイル数で搭乗できるUAマイルによる特典航空券。ふと検索していたところ、必要マイルがかなり変わっていることに気づきました。ある程度法則性がわかってきたので、まとめてみたいと思います。
※当記事では空港間距離片道800マイル以下の路線を前提に記事を作成しています。
当日~4日前まで→原則7500マイル
こちらは私がよく利用するOSA-NGOの検索画面です。検索日は本日(6月22日)です。
ご覧のように当日から4日後の26日まで7500マイルで搭乗できます。この期間、以前は8000マイル必要な期間だったので、500マイルだけですがお得に発券できるようになりました。
5日前~8日前→原則8000マイル
次に5日前から8日前です。こちらは8000マイルで発券することができます。これまでと変更はありません。
9日前~20日前→原則6000マイル
一番お得になったのが9日前~20日前の期間。こちらは6000マイルで発券することができます。最安値の5500マイルと比較してもプラス500マイルだけ。直前まで休みの分からない方や急に思い立ってどこかへ行きたくなった時など、よりお得に発券できるようになりました。
21日より前→原則5500マイル
21日前までは5500マイルで発券できます。変更点はありません。
30日間カレンダー
表記を30日間カレンダーにすると変化が良くわかりますね。
801マイル以上区間は?
参考までに801マイル以上区間、中部→那覇を30日カレンダーで検索してみました。必要マイル数は増加しますが、日付による変動は800マイル以下区間と同じですね。
需要による必要マイル数の変動に注意?
現在航空業界の旅客需要は過去最低水準と思われ、それに伴ってUA特典の必要マイル数も最低になっているものと思われます。現在は搭乗日に近い順に7500→8000→6000→5500となっていますが、今後需要が増加した場合には直前でも8000マイルや、それ以上の必要マイル数になることも考えられます。そのため上記では原則○○マイルと表記させていただきました。
どのように活用する?
個人的に9日前~20日前が6000マイルになったことはかなりのメリットだと思っています。21日前だとまだ予定が読めない事も有りますし、プラス500マイルなら許容範囲内だと思います。
4日前までの7500マイル期間では急に思い立って旅に出たくなったり、急用でどうしても飛行機に乗らなければいけなくなった時に便利。特に当日発券できるようになったのは良いですね。
他にも例えば、自分の乗る便は欠航したけど経由便なら目的地にたどり着ける場合。台風シーズンの沖縄や、真冬の北海道など、欠航リスクが高い時に選択肢が増えるのは多少安心です。
今後の変更にも注意
最近のUA特典制度は必要マイル数が目まぐるしく変わっています。5000マイル区間が5500マイルになったと思いきや、コードシェア便が絡むと5000マイルだったり(既に解消済み)
外資系は予告なしに突然制度変更があるので、常に情報を取り入れるようにしておきたいです。
と言いつつ、ANAのブッキングクラスNは突然でしたけどね(笑)
ユナイテッド航空特典航空券の必要マイル数は実は非公開。
うがった見方をすれば、航空会社次第でどのようにも変わるってことです(笑)
まとめ
個人的にUA特典は当記事で取り上げた現行制度・必要マイル数でひとまず落ち着くと考えているので、今回は記事にしてみました。使いやすくなった部分、使いにくくなった部分、色々ありますが、UA特典はまだまだお得な発券方法だと思います。