SFC修行となぞの旅人

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2017年SFC取得済。 格安航空券やマイルで勝手気ままに旅行してます。

ゆいレールの混雑におサラバ 那覇空港⇔国際通り(那覇市街)の移動はやんばる急行バスが便利

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那覇市内の観光地として真っ先に上がる国際通り。那覇空港から国際通りへはゆいレールの県庁前・美栄橋・牧志から徒歩で向かうのがセオリーだと思います。その一方で最近のゆいレールの混雑は激しく、各駅での積み残しや那覇空港駅での切符購入に行列が出来るなど、乗車するだけでも一苦労です。

 

さて、この混雑するゆいレールを回避できる方法が何かないか調べたところ、やんばる急行バスというのがありました。実際利用してみると「快適」「早い」「安い」と3拍子揃った交通機関だったのでご紹介しようと思います。

 

やんばる急行バスとは

yanbaru-expressbus.com

 

やんばる急行バスは、那覇空港から名護市内・美ら海水族館(海洋博記念公園)・今帰仁村を経由して運天港までを結ぶ路線バスです。主に沖縄本島北部へ向かう方が利用するバスではありますが、途中那覇市内でも乗下車することができます。

 

県庁北口バス停から那覇空港国内線ターミナルまで乗ってみた

国際通りで宿泊する機会があったので、帰りの那覇空港まで利用してみました。

 

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乗車するのは県庁北口バス停。ゆいレールの県庁前駅からパレットくもじを挟んで反対側です。空港行きの場合、パレット久茂地から道路を挟んで県庁舎側にバス停があります。

 

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パレットくもじ側から県庁舎・市役所側を撮影した写真です。屋根のある所に空港方面のバス停があります。

 

やんばる急行バスのメリット

早い・安い・快適の3拍子揃ったやんばる急行バス。良かった点を紹介していきます。

 

バスは観光バスタイプ

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今回は短距離の乗車ですが、終点まで乗ると2時間以上の乗車になりますので、車両は路線バスタイプではなく観光バスタイプで快適です。

 

那覇空港国内線ターミナルまで220円

県庁北口から那覇空港国内線ターミナルまでの運賃は220円。ゆいレールの県庁前駅から那覇空港駅までは260円なので、40円だけですがバスのほうが安いです。また、支払いには楽天Edyも使えるようです。料金は先払いでした。

 

 那覇空港国内線ターミナルまでわずか10分で到着

 やんばる急行バスは県庁北口を出発すると、次は那覇空港国内線ターミナルです。つまり、実質国際通りから那覇空港への直行バスなのです。ゆいレールは那覇空港ではなく赤嶺駅が日本最南端の駅であることからもわかるように、かなり迂回して那覇市街地へ向かっていきます。ゆいレールで県庁前駅までの所要時間は13分。バスの場合交通状況にもよりますが、私の乗ったバスは那覇空港までゆいレールよりも早い10分で到着しました。なお時刻表上は所要時間15分となっています。

 

乗車人数わずか5人

私が乗車したバスは県庁前北口を乗客わずか5人で出発しました。座席は選び放題、2席独占です。バス停へ向かうときに見えたゆいレールは立ち客が目立ちました。

 

到着場所目の前が出発ロビー

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ゆいレールの場合ターミナルビルと駅が若干離れています。ゆいレールで那覇空港へ向かった場合、到着したら大きな荷物をもって階段やエスカレーターを降り、混雑する改札を何とか抜けてターミナルビルへという感じではないでしょうか。やんばる急行バスならバスを降りたら目の前が4階の出発ロビー。大きな荷物を必死で運ぶ必要はありません。

 

国際線ビルへも直行

やんばる急行バスは国内線ターミナルの次は国際線ターミナルに向かいます。ゆいレールでは那覇空港駅到着後バスに乗り換えて国際線ターミナルに向かわなければならないので、やんばる急行バスであれば国際線ターミナル利用でも快適に移動できます。沖縄県民でなければ那覇空港国際線を利用することはあまりないとは思いますが、知っておいて損はしないと思います。

 

国際通り(県庁北口)から先のおもろまち方面へも便利

那覇空港を出発したやんばる急行バスは、県庁北口を出るとおもろまちや古島駅前なども経由します。古島駅前までなら運賃は220円。ゆいレールよりもかなり安く移動できます。

 

やんばる急行バスのデメリット

デメリットについても紹介していきます。

 

・本数が少ない

ゆいレールに比べると本数が圧倒的に少ないです。ゆいレールがおよそ6~10分間隔で走っているのに対して、やんばる急行バスは1~2時間に1本。うまく時間が合えば良いですが、急いでいる場合には使いづらいと思います。逆にやんばる急行バスの時刻に合わせてスケジュールを組むのも1つの方法だと思います。

 
・大きな荷物を載せづらい

ゆいレールは混雑しているとは言え、大きなスーツケースを持ち込んでも何となく仕方ないという空気があるように感じます。やんばる急行バスの場合荷物室に積んでもらうことになると思うのですが、那覇市内までの距離で積んでもらうのもなんだかなーという感じはします。機内持ち込みサイズくらいまでであればバス車内に持ち込めるかなと思いました。

 

長距離乗車の方が多い場合に乗りづらい・・・かな?

那覇空港から乗車する場合、美ら海水族館方面へ利用する方が多いと短距離では乗りにくい気がします。正当な利用なので問題ないと言えば問題ないのですが、この辺りはマナーやモラルの問題かと思います

 

混雑する時もある・・・らしい

特に海外からの到着便とバスの出発時刻が重なった場合、混雑する時もあるようです。あまりに混雑するようであればゆいレールなど他の交通手段に切り替えるなど、臨機応変に対応することが必要ですね。

 

以下のバスロケーションシステムから現在のバスの位置と混雑状況が分かります。

yanbaru-expressbus.com

 

まとめ

国際通りから那覇空港へのバス、やんばる急行バスについてご紹介いたしました。今までのゆいレールの混雑は何だったんだというくらい快適に移動できました。

 

やんばる急行バス、おススメです。