新千歳空港にある新千歳空港温泉。夜中も過ごせるので、ここで宿泊を計画される方もいるのではないでしょうか。
大人気で満員札止め
ところが最近、夜遅くに行くと満員で入れない事が多くなってきました。先日21時40分頃行ったところ、ご覧のように満員でした。満員になると通路で雑魚寝なんてことも出来ず、完全に入れなくなります。
新千歳空港温泉が満員の時は周辺にぐったりした人がいるので、入り口まで行かなくてもなんとなく分かります。
新千歳空港温泉に泊まる計画の方は宿泊費を安く済ませたい方が多いと思います。満員で入れなかった時、うまく安いホテルが見つかれば良いですが、当日予約となると高いホテル、プランしかなかったりしますよね?
そんなときは札幌行きの高速バスに飛び乗りましょう!
札幌行きの高速バスに乗車し、下車するのは清田団地入口です。ここから歩いて数分の場所に湯の郷絢ほのかがあります。
湯の郷 絢ほのか
湯の里絢ほのか 札幌清田は新千歳空港温泉と同じように夜明かしできる温浴施設です。
アクセス
新千歳空港方面から
湯の郷絢ほのか札幌清田は、新千歳空港から札幌方面行高速バスのルート、国道36号線沿いにあります。下車するバス停は清田団地入口。新千歳空港から向かうと絢ほのかを少し過ぎたところにバス停があります。
新千歳空港からの所要時間は約40分です。
なお、札幌都心直行便に乗ってしまうと絢ほのかの前は通りませんのでご注意ください。
札幌都心方面から
札幌都心方面からは地下鉄福住駅、地下鉄南郷18丁目駅から無料バスが出ています。詳しくは下記の公式ページをご覧ください。
無料送迎バス│札幌市清田区にある「湯の郷 絢ほのか 札幌清田」
翌朝も地下鉄福住・南郷18丁目駅方面へ無料バスが出ます。こちらに宿泊して翌朝札幌方面へ向かう場合に便利ですね。
札幌ドームに近いので、ドームのイベント時にも使えそうです。イベント開催時は札幌都心のホテルも高いですからね。
新千歳空港行きのバス停は絢ほのかの向かいにありますが、国道36号線の交通量が多いので信号のある場所まで迂回した方が良いかと思います。札幌都心方面からの路線バスバス停も隣接しています。
1泊した時の料金
絢ほのかの利用料金ですが、曜日によって若干異なります。
平日 | 土・日・祝・特別日 | |
大人(中学生以上)湯着、バス・フェイスタオル付 | 950円 | 1,050円 |
---|---|---|
シルバー(65歳以上)湯着、バス・フェイスタオル付 | 850円 | - |
子供(3歳~小学生)館内着付 | 350円 | 400円 |
幼児(3歳未満) | 無料 |
こちらは通常の入場料です。深夜1時以降も滞在(宿泊)する場合、これに深夜料金が加算されます。
日~木・祝 | 金・土・祝前・特別日 | |
大人(中学生以上)浴衣付 | 1,300円 | 1,600円 |
---|---|---|
子供(3歳~小学生)浴衣付 | ||
幼児(3歳未満) | 無料 |
こちらが深夜料金です。
例えば、私が利用したのは祝日→平日の1泊でしたので、入場料金は土日祝の1050円、深夜料金は日~木の1300円で、合計2350円で1晩過ごすことが出来ました。金曜日の夜北海道へ飛んで夜明かしという流れだと、入場料金は平日の950円ですが、深夜料金が1600円なので2550円になります。
どちらにしても新千歳空港温泉よりは少し安いですが、新千歳空港温泉は深夜料金の中に朝食が付きます。また、新千歳空港のカードラウンジ、スーパーラウンジに立ち寄ると割引券がもらえます。スーパーラウンジは到着時にも利用できるので、新千歳空港に到着してそのまま宿泊する場合でも大丈夫です。
なおスーパーラウンジの営業時間は20:30までなので、夜遅くに到着する便だと貰えないのでご注意ください。
絢ほのかでも深夜滞在の場合にはタオル・バスタオル・館内着が無料でレンタルできます。この点は新千歳空港温泉と一緒ですね。
新千歳空港温泉との料金比較
湯の郷 絢ほのか | |||||
新千歳空港温泉 | 月~木 | 金 | 土・祝前 | 日・祝 | |
入場料 | 1500円 | 950円 | 950円 | 1050円 | 1050円 |
深夜料金 | 1500円 | 1300円 | 1600円 | 1600円 | 1300円 |
合計 | 3000円 | 2250円 | 2550円 | 2650円 | 2350円 |
※特別日を除く
私はセントレアへ帰る前に利用したので新千歳空港との往復バス代がかかっています。新千歳空港との往復バス代は往復切符で1750円。入場料と合わせて4100円で一晩過ごすことが出来ました。バス代を入れてしまうと新千歳空港温泉より高くなってしまいますが、そもそも満員で入れないと言う点を考慮すると1つの選択肢として良いのではないでしょうか。
空港行きのバスは定員オーバーに注意
絢ほのかに宿泊して翌朝新千歳空港に向かう場合、札幌都心で乗客を乗せたバスが清田団地入口バス停に到着します。混雑時には補助席、最悪の場合満員で乗れない事もありますので、その点は注意が必要です。満席の場合は次の便に回されます。
絢ほのかの設備
新千歳空港温泉と比べて少し古い感じがしますが、それでも十分奇麗な施設です。そして設備は新千歳空港以上です。
浴室
薬湯
高温サウナ
塩サウナ
露天風呂 等
温泉ではないようですが、浴槽の種類は豊富です。詳しくは上記公式ページを参照ください。
仮眠スペース
仮眠スペースは新千歳空港と同じリクライナー、そして男女別の仮眠スペースがあります。
リクライナースペースには漫画が大量にあります。肌感覚ですが、新千歳空港温泉よりも冊数は多いのではないでしょうか。
こちらは男性専用スペースの仮眠場所。フルフラット(頭部分だけ高さあり)のマットです。これは新千歳空港温泉には無いので、完全に横になれるのは絢ほのかの良いところ。男女別仮眠室以外にリクライナーの横にもマットがいくつかあります。ブランケットも置いてあり、サイズが普通の布団並みなので、暖かくして眠る事ができます。
写真は明るめに撮影しました。実際はもっと暗いです。
女性専用スペースがあるのは女性には嬉しいですね。
岩盤浴
絢ほのかには岩盤浴もあります。私は夜遅くに到着、早朝出発だったので利用しませんでした。岩盤浴利用料は入場料に含まれていますが、バスタオルなどのレンタル代が必要です。
レストラン、軽食処
食事処としてはレストランと軽食処があります。私が到着した時にはレストランは閉店していましたが、軽食処でもそこそこの食事メニューはありました。軽食処は休憩スペースも兼ねており、特に注文しなくても利用する事ができます。また、無料でセルフサービスのほうじ茶、お水が用意されていました。
ゲームコーナー
ゲームコーナーもありました。私が到着した時には既に閉店でした。
大きな荷物はどうなる?
空港を利用する方であれば、大きなキャリーバックやスーツケースを持っていることも多いと思います。わたしはロッカーにぎりぎり入らないキャリーケースを持っていたのですが、フロントで預かっていただくことが出来ました。
まとめ
札幌市清田区の温浴施設、湯の郷 絢ほのかのご紹介を致しました。空港内の特別感を求めるならともかく、夜明かし出来れば良いという方には是非オススメしたいです。札幌へ向かうなら新千歳空港よりも安く、空港へ戻ってくる場合にもプラス1000〜1300円くらい。何より空港内で野宿するよりは快適に過ごせます。そもそも新千歳空港温泉で夜明かししようと考えている方であれば必要十分な施設だと思います。
もし新千歳空港温泉が満員の時には、札幌行きのバスへ!湯の郷 絢ほのかで一晩明かしてみてはいかがでしょうか。
※新千歳空港発札幌方面行き高速バス(2018年現在)
ANA到着口前:20時55分 21時55分 22時25分・55分
JAL到着口前:20時30分・55分 21時30分 22時05分・30分