KULタッチ第4弾では意外にも初めてプレミアムエコノミーを利用しました。今回乗った感想を率直に述べたいと思います。
プレミアムエコノミーのメリット
プレミアムエコノミーですからエコノミーよりも良い点はたくさんありますが、その中でも特に私が良いなと思った点を列挙したいと思います。
・レッグレストの快適さ
PYにはレッグレストが付いています。このレッグレストが結構高い位置まで足を持ち上げてくれます。海外へ行くと長距離を知らず知らずのうちに歩いてしまいますので、これは楽でした。
・高性能なパーソナルモニター
レガシーキャリアの国際線ではまだまだ欠かせないパーソナルモニターですが、エコノミーと比べてかなり使いやすく見やすいと思いました。タッチ感度も良好で、iPad程とは行きませんが、ほぼストレスなく操作することが出来ました。
また、個人的に良かったのがスカイマップの高機能化です。今どの辺を飛んでいるんだろうとか、速度・高度・多彩な角度からの航路図など、特に利用したいエンターテイメントが無ければこれを見ているだけで楽しいです。
プレミアムエコノミーのデメリット
・翼とエンジンの真横に位置する
私にとって唯一にして最大のデメリットがこれです。B787-9のプレミアムエコノミーは翼とエンジンのほぼ真横に座席が配置されています。すなわち、地上の景色が見にくいです。特に今回利用したNH886便は14:15発でしたから、地上の景色も楽しみたいところでした。窓から見える視界の半分程度は翼とエンジンと考えた方が良いです。
他に気になった事
モニターのロック解除ボタン
実は恥ずかしながらモニターを出すのに苦労しました。エコノミーの最前列もそうなのかもしれませんが、モニターは取り出すためのロック解除ボタンを押さないと出すことが出来ません。収納テーブルと同じだと思っていたので、私はしばらくこのことに気付きませんでした。
物を置く場所の少なさに困る
意外と物を置く場所が足りませんでした。使っていないときの枕とブランケット、回収される前の機内食やドリンク類、充電中のスマホなど、置く場所が無くて苦労しました。これは前回ビジネスクラスに乗ったことや、エコノミーでも隣が空席だった事も影響しているかもしれません。
コンセントが抜けやすい
各座席に配置されているコンセントですが、充電していると簡単に抜けてしまいました。気付くとスマホの充電がされていないという状況に何回もなりました。これは個体差なのか、全ての座席でそうなのかがわかりませんが、場合によってはモニター下のUSBの方が便利良いかもしれません。
ビジネスクラス用デザートの配膳が遅い
プレミアムエコノミーでは食事はエコノミーと同じですが、ビジネスクラス用のデザートが振舞われます。しかし、デザートとして提供されるにしては食後かなり時間がたってから配られました。ビジネスクラス優先なのはわかりますが、もうちょっと何とかならないものかと。
味は申し分なく美味しかったですよ。(抹茶ムースを頂きました)
まとめ
初プレミアムエコノミーの感想は以上になります。個人的にPY初利用という事で若干緊張していた面もあるかもしれません(初ビジネスクラスではそんなことなかったのですが、初めて国内線プレミアムクラスを利用した時のような緊張感を感じてしまいました)次回のPY利用はニューヨークJFK行きで、KULと比べると2倍近い時間の長距離フライトを予定しています。2回目は楽しめると良いなと思います。