外国為替市場で円安が止まりません。
2016年12月15日現在、1ドル=117円台で推移しています。
原因はアメリカのFOMC(アメリカの金融政策を決めるところ)で利上げが決定されたこと。市場では利上げは織り込み済みだったようですが、今後の利上げペースが想定より早まったことからドル買いが進んだ模様です。
来年SFC修行を計画する身としては、これ以上の円安は本当に勘弁してほしい所です。2月の燃油サーチャージ復活は確実ですが、2か月後の4月の改定時にはさらに金額が上がることでしょう。また、現地滞在費・飲食費・観光費なども負担が増えます。
年末年始に海外に行かれる方にとっては円安になるタイミングが悪すぎです。せめて年明けからの円安であればと考えていることでしょう。逆に既に決済してしまっていればラッキーですね。
ここまで円安になってくると、そもそも日本での生活費が上がり始めます。身近なところではガソリン代です。すでに1年ぶりの高値を付けたとの記事が上がってきています。
輸出企業にとっては利益が増えるため喜ばしいことでしょうが、一般庶民の給与に転嫁されるまでにはタイムラグがあります。物価上昇に給与が追い付かなければ生活は苦しくなりますし、そもそも給料上がらねーよという方もいらっしゃることでしょう。
過激な見出しにしてみたものの・・・
今回は少し過激な見出しにしてみたものの、1歩引いて冷静に考えてみると、1年前の2015年末には1ドル124円台でしたので、まだ上昇余地があると考えることもできます。そして、ここで(怒)なんて吠えていても個人の力ではどうしようもないのも事実です。
トランプ次期大統領が何もコメントしないのも、大統領選挙前の一連の発言があるだけに不思議です。