先日各国の為替相場から見るSFC修行への影響を考察した際、燃油サーチャージが気になることに言及しました。
その後調べていたら、既に旅客における燃油サーチャージの復活が秒読み段階にあるという事を知ったので投稿いたします。
国際線貨物の燃油サーチャージは既に値上がり決定
以下はANAプレスリリースより国際線貨物の燃油サーチャージ改定のお知らせです。
値上がりするという事実ももちろんですが、私が注目したのは基準となる航空燃油市場価格です。この記事によると1バレル60.91米ドルとなったため改定するという事です。
1バレル60ドルは1ドル=100円で旅客運賃における燃油サーチャージの基準6000円に達してしまいます。現在の米ドル円は1ドル110円付近ですから、すでに燃油サーチャージ復活の基準に達していることになります。
まとめ
貨物の燃油サーチャージが直近1カ月が基準になるのに対して、旅客は直近2カ月が基準になります。したがって最近の円安・原油高がまだ反映されていません。とりあえず1月末までの発券分は燃油サーチャージ適用なしですから、2017年海外へ行く予定のある方、特に長距離路線は早めに発券することを考えた方が良いかもしれませんね。