髭犬さんのエアチャイナメルボルンタッチ失敗の記事がちょっとした議論になっています。
この記事に対して私は以下のような記事を投稿しました。
この記事では割とエアチャイナに割と批判的な記事を投稿したのですが、反面エアチャイナの対応は当然という投稿をされた方もいらっしゃいます。
poyaさんは過去50か国以上を訪れたという事で、海外旅行に関しては私など足元にも及ばない大先輩であるとお見受けいたします。
poyaさんの記事によると、「なぜエアチャイナが非難されるのか全く分かりません。航空会社としてはごく当たり前の対応に見えます」とのことでした。さすが海外に行き慣れている方の考え方は違うなと思いました。
一方で、SFC取得のためにエアチャイナビジネスに乗るぞと考えている方はそもそも海外旅行の経験が少ない方が多いと思いますので、心配になるのも当然と思います。私もその1人です。
結局大切なことは
そもそもメルボルンタッチをする目的って何でしょうか?
・エアチャイナに乗ること?
・メルボルンに行くこと?
これらももちろん大切ですが、
「ANAのプレミアムポイントを効率よく快適に貯める」
この比率が高いのではないかと思います。特に現地に宿泊せず数時間で帰ってくる場合はほぼこれだと思います。
ではANAのプレミアムポイントを貯める手段はそれしかないのかと言うと、そうではないですよね。2017年に関して言えば、1月・2月のプレミアム旅割28はエアチャイナメルボルンタッチを凌ぐPP効率です。
私たちには消費者として選択する自由があります。そして、先輩方の旅行記という生の教科書があります。
ANAでSINタッチしたらこんな旅程でこんな機材でこんなことがありました・・・
エアチャイナでメルボルンタッチしたらこんな感じでした・・・etc
これらを熟読してどのような行程にするか、これは自分が決められます。
10人10色と言いますか、人によって考え方や、出発地・資金・家族の理解・仕事の有無etcは異なります。
私は今でもエアチャイナのSFC修行はあまりしたくないなという思いです。羽田までの交通費を考えるとそこまでpp単価が良くないという事情もあります。
大切なのは
自分が購入した航空券の事をどれだけ理解していますか?
という事なんだろうなと思います。
もし私が学生時代の時間がある時に髭犬さんと同じ事態に遭遇したら、違う経験ができてラッキー&そのままメルボルンへ向かうと思います。しかしながら現在は仕事を持つ身ですので、帰ってくるしか仕方ありません。
また、もしこの旅行が5泊ぐらいの旅だったらどうでしょうか?1日観光する時間が減ったけど、無事帰ってこれたから良かったねで済んだのではないでしょうか。
映画 ターミナルという海外旅行の想定外事例
こんな記事を書いていたら、先日U-NEXT31日間お試しキャンペーンで見たターミナルという映画を思い出しました。
簡単にあらすじを書くと、アメリカに着いた主人公が入国しようとしたら、母国がクーデターにより消滅してしまったため、パスポートが無効に。入国することも帰国することもできず、そのまま空港内に留まって生活を始めます。さてその後の運命やいかに・・・という話です。しかもこの映画、実在のモデルがいるとも言われています。
日本がクーデターで消滅しパスポートが無効にーーなんて想像したくもないですが、100%起こらないと言い切ることもできません。
これは大げさとしても、自分の予約しようとしている航空券がどのようなものなのか、どの様なリスクがあるかをしっかり理解して購入したいものです。
まとめ
SFC修行を仕事を持ちながら行おうとすると、得てして余裕のない行程になりがちです。海外に限らず国内でも欠航や遅延、ダイバート等が起こった時にどうするか、少し考えてみるきっかけになりました。
改めて自分に問いかけます。
国内の乗り継ぎ時間は十分ですか?
乗り継ぎ失敗した時はどうしますか?
那覇からの最終便が万が一欠航になったら?
その時上司や会社は笑って許してくれそうですか?
・・・