2泊3日の道東旅の最終日。釧路空港出発は17時10分発の新千歳空港行き。お昼過ぎまではまだ観光できます。
前日根室から釧路到着時、釧路駅のみどりの窓口で聞いたところまだ指定席券が残っているという事で、ノロッコ号に乗車することにしました。
往路はまず釧路駅8:57発の快速しれとこ摩周号で釧路湿原駅へ。周辺を散策した後、ノロッコ2号の自由席で塘路駅へ。折り返しノロッコ1号はトロッコ車両の指定席に乗って釧路駅へ戻ってくる行程です。
快速しれとこ摩周号 網走行き
前日に引き続き釧路駅にやってきました。
乗車するのは8:57発、快速しれとこ摩周号。こちらで釧路湿原駅に先回りします。11:06発のノロッコ2号に釧路湿原駅から乗車して終点塘路駅まで向かいます。
しれとこ摩周号は座席がすべて埋まり、デッキに数人の立ち客を乗せて釧路駅を出発です。
私は後部デッキに立つことになりました。
途中シカをはねてしまうというハプニングもありながら、列車は釧路湿原内を走っていきます。
釧路湿原駅到着 ビジターセンター 細岡展望台大観望
しれとこ摩周号を見送り、周辺散策へ。この後のノロッコ号までは約2時間の散策時間です。
ログハウスの駅舎。
こちらはビジターズラウンジの地図ですが、ひとまずの目的地は細岡展望台大観望です。釧路湿原駅からはまずビジターズラウンジ前の道路に出ます。
ルートは回り道のなだらかルートと階段の山登りルート。お好きな方でどうぞ。こちらは階段山登りルート。
ビジターセンターで少し情報収集。
釧路湿原 細岡展望台 大観望
細岡展望台へはビジターセンターからさらに道を登ること10分ほど。
展望台ではボランティアガイドさんが釧路湿原について説明してくれます。
とうきび茶を買ってきました。ということで。
さんぴん茶といっしょに。
とうきび茶とさんぴん茶の味が絶妙に混ざり合って・・・
釧路湿原ノロッコ2号 塘路行き 自由席乗車
帰りはなだらかルートにしました。
踏切の奥が民宿のーむさん。
釧路湿原駅へは踏切手前の道を左へ曲がり、線路と平行に歩いていきます。
乗車するノロッコ2号がやってきました。
ノロッコ2号については指定席券を購入していないので自由席に乗ります。
自由席は塘路寄り先頭の1号車。通常のボックスシートなのでノロッコ号という感じはしませんが、ガイド放送は同じように聞こえます、というよりもトロッコ車両より聞きやすいかもしれません。
左に湿原と釧路川、右側は山が多いです。今回は右側に着席。
頭隠して尻・・・も隠す(笑)
塘路駅到着
ノロッコ号の終点、塘路駅に到着しました。
塘路駅は湿原観光の拠点という事でかなりにぎわっていました。
レンタサイクルや、
人気のカヌーのお店があります。片道ノロッコ号、片道カヌーという行程も人気だそう。
ちょっとした展望台の上から。
釧路湿原ノロッコ1号 釧路行き 乗車
それではノロッコ2号の折り返し、ノロッコ1号にて釧路駅へ戻ります。
座席は中央にテーブルのあるボックスシート。
そして背もたれの方向を変えられるベンチシート。転換ロングシートとでもいうのでしょうか(笑)
それでは塘路駅を出発です!
どこにいるでしょう?
車内販売のご案内。
各種飲み物・おつまみのほか、ノロッコ号グッズが充実しています。一押しはノロッコ号プリンでしょうか。
これぞまさに頭隠して尻隠さず。
遠くに岩保木(いわぼっき)水門が見えてきました。こちらは新しい水門で、旧水門は昭和6年に完成したそうなのですが、同時期に釧網本線が開通、また新水路に水を流し込むと旧水路の水位が低下し船が航行できなくなるといった理由より、物資運搬のために建設された旧水門は使われることはなかったのだとか。
ここで釧路川と新釧路川の流れが分かれます。釧路川の流れは宿泊したラビスタ釧路川の横、幣舞橋へとつながります。
釧路駅に到着です。
到着したノロッコ1号は再びノロッコ94号として塘路駅へ向かうようです。
これで道東、釧路・根室の観光は終了です。ホテルに戻り、預けてあるスーツケースを受け取って釧路空港へと向かいます。
実はそのまま特急おおぞらに乗り継ぐこともでき、新千歳空港まで列車か飛行機か迷ったのですが・・・結局飛行機でした。