根室半島遊覧周遊バス「のさっぷ号」のツアーを終え、この後はJR最東端の駅「東根室駅」を訪問。その後夕食として根室花まるへと向かいます。
日本最東端の駅 東根室駅
往路でも通過(停車?)している東根室駅。
東根室駅は終点根室駅の1つ隣の駅。東根室駅から線路はカーブして西へ向かうので、終点根室駅ではなく東根室駅が日本最東端の駅となっています。
まずはのさっぷ号ツアー終了から接続している、16:12発の釧路行きに乗車して東根室駅を目指します。
根室駅発の列車は1日6本ですね。16:12発の後、19:04発が私が釧路に戻る列車です。
東根室駅には3分ほどで到着。
行ってしまいました。これで3時間近く次の釧路方面の列車は来ません。
駅周辺を散策します。
東根室駅の座標。北緯43度19分25秒、東経145度35分50秒。
ちなみに日本最西端の駅、ゆいレールの那覇空港駅は北緯26度12分23秒、東経127度39分8秒。
それでは。
日本最西端の駅で買ったさんぴん茶を飲みますかね(持ってきました)
駅前は未舗装の駐車場に住宅街。
単純に駅に来るだけなら車の方が便利良いですね。
さて、この後は・・・徒歩で根室駅に戻ります。
東根室駅から根室駅までは2㎞ほどの距離。頑張れば歩ける距離なんです。
ホームと反対側に抜けてきました。
根室花まる根室店まで徒歩移動
それでは住宅街の中を歩いていきます。
途中公園を斜めに突っ切って距離を稼ぎつつ。
根室駅が見えてきました。
根室駅を通り過ぎて根室本線の終点へ。ここから日本全国に線路がつながっていると考えると不思議です。
根室花まる 根室店
根室花まると言えば北海道各地、また東京にも店舗がありますが、根室と付くからには根室で訪問してみたい!という事で今回行ってきました。
根室駅から徒歩圏なので、レンタカーなどを使わなくても行けます。
店内満席で30分ほど待って着席。
メニューはこんな感じ。
また、今回は2階建て祭り(ネタが2階建て)というイベントがあるようでしたので、いくつか注文してみることにしました。
2階建てサーモン。
根室の赤ほや。
ホタテの2階建ては凄かった。
筋子。
花咲ガニ軍艦。
おひょう昆布〆。
本マグロ中トロも2階建て。
最後に玉子焼き。
満足満足。ごちそうさまでした!
店の外に出るとかなり暗くなっていました。
待ち時間が長かったので列車の出発時間が迫っています。19:09発ですが、終電なので乗り逃すわけにはいきません。
花咲線 19:04発 釧路行き
気温13度。有人改札は閉められ、果ての駅って感じでした。
外は真っ暗でほとんど何も見えません。軽快に鳴るレール音と時折うなるディーゼル音を子守歌に、しばしの睡眠。朝早かったですからね。とても充実した根室の1日でした。
列車は無事釧路駅に到着。
お疲れさまでした。
まだ花咲線は厚岸までの列車、そして釧網線も摩周までは列車がありますね。
それではラビスタまで徒歩で。
今旅2杯目の夜鳴きそばを食べ、温泉に入って就寝です。
明日はお盆の道東旅行最終日。最終日は午前中から昼過ぎにかけてノロッコ号で釧路湿原へ。お昼過ぎに釧路駅に戻り、釧路空港へ。新千歳経由で名古屋へと帰っていきます。
花咲線について
今回乗車した根室⇔釧路間の花咲線は廃止路線候補に挙がる線区でもあります。今回は青春18きっぷで往復しましたが、もしこの路線が無ければ釧路でレンタカーを借り、そのままレンタカーで納沙布岬を訪問していたと思います。「花咲線があるからこそのさっぷ号に乗った」という私の事実は、単純に鉄道の損得だけではなく、地域の波及する経済効果を表しているのかなと思いました。もちろんどれだけ大赤字だろうと存続させよ、というつもりは全くないのですが、そんなことを感じた花咲線乗車でした。