名古屋から近鉄・大阪メトロ・ニュートラムと乗り継ぎ、大阪南港へ到着。
大阪南港からは名門大洋フェリーに乗船し、北九州新門司港へ向かいます。
名門大洋フェリー
名門大洋フェリーは大阪南港と北九州新門司港を結ぶフェリーです。両港17:00発の1便と、19:50発の2便があります。今回は19:50発に乗船します。
船旅バリューパック
今回利用したのは船旅バリューパックというパック料金。パック料金ですが片道から利用ができます。内容はツーリスト船室に夕・朝食のセットで6500円でした。往復で利用するとさらに片道当たり500円引きになります。
※6500円は私が利用した夏の料金のようで、現在は6000円で販売されています
大阪⇔九州の各フェリーにはパック料金にすることでかなりの割引があるプランが多数設定されていますので、通常運賃だけではなくパック料金も検討することをお勧めします。
フェリーきたきゅうしゅうⅡ 乗船
検温と乗船手続きが終わり、2階待合室で待機中です。徒歩乗船は15人ほどでしょうか。
それでは乗船開始案内があったので乗っていきましょう。
反対側にはオレンジフェリーのえひめが停泊中です。
いざ、乗船~。今回の船はフェリーきたきゅうしゅうⅡです。
利用船室 ツーリスト
今回の船室、ツーリスト。雑魚寝の2等から1段階アップの船室です。バリューパックの船室はツーリスト指定です。
2段ベットが己型に配置されています。
照明・コンセント・換気扇・小物置き用ネット・ドリンクホルダー・ハンガー・スリッパ。たまたまかもしれませんが、コンセントはかなり抜けやすいので注意です。
各施設営業時間・船内地図をチェック
乗船開始は出港1時間前の18:30。レストランが19:00オープン、出航が19:50なので、レストランオープン前の30分で軽く入浴、オープンと同時に夕食、19:50前には食べ終えて出港をデッキで過ごす、と言う計画にしました。
船内地図です。メインの施設は6階。利用したツーリストのお部屋も6階です。
大浴場
大浴場は乗船と同時に利用できます。徒歩乗船は1番乗り、簡単に荷物整理をしてすぐに行ったのですが、既に車乗船の方が何人か入浴中でした。浴場内はフェリーとしては標準的な広さだと思います。
夕食
バリューパックには夕食・朝食と食事が2食分含まれています。まずは夕食から。
夕食が1600円、朝食が750円で2350円分ですね。
17:00出港便では夕食利用で翌朝の軽朝食無料キャンペーンが行われていますが、あくまで軽朝食。今回乗船した19:50出港便ではしっかりとした朝食バイキングです。
カレーだけもう少し綺麗につけられなかったのかと自問自答。
船が印刷されたオリジナルのマスクケース。これは良いですね。
大阪南港 出港
東予港行きのオレンジフェリーを横目に、定刻19:50、大阪南港を出港です。
船内散策
キッズルームです。利用中止中。
プロムナードです。カウンター席が窓側を向いています。
売店は案内所に隣接しています。夜遅くから翌朝は閉店します。
売店閉店後は自動販売機で。
パブリックテレビは6階と7階の2か所。
明石海峡大橋
明石海峡大橋は21:05頃。
次の瀬戸大橋通過は0時を回ってしまうので、さすがに寝てました。瀬戸大橋を見たい場合は1便の方が良いですね。
デッキからの日の出
大海原での日の出は船旅の醍醐味。日の出と言うにはかなり太陽が昇ってしまいましたが・・・。この日の日の出は5:00頃です。
朝食
朝食は海を向いたカウンター席にしてみました。
メニュー豊富で良いですね。今回はバリューパックに含まれていますが、朝食単品で750円でこれはかなりお得だと思います。
ついつい食べ過ぎてしまいますが、ここで食べすぎると九州グルメが食べられなくなってしまいます・・・。
朝食を食べ終えると、程なくして新門司港に到着です。
新門司港 到着
反対側です。遠くに北九州空港の進入灯が見えますね。
船から港に向かって右奥には阪九フェリーが接岸。
それでは下船します。
小倉駅行き連絡バス
新門司港からは門司駅経由、小倉駅まで無料連絡バスがあります。
外観は路線バスっぽいですが、しっかり2-2シート。観光バスと路線バスの間のグレードですね。
門司のレンガ倉庫街を通り、
まずは門司駅に到着。
小倉駅前に到着しました。新門司港からの所要時間は約40分です。
阪九フェリーと比較して
大阪⇔北九州を結ぶフェリーとしては、泉大津港から出港する阪九フェリーもあります。2020年に新造船に乗船しましたが、どちらも甲乙つけがたい所。出港時間や出港場所、運賃、またお得なプランがあるかなど、比較要素もいろいろあります。
個人的には阪九フェリーの方が良いかなと思っていますが、レストランがバイキングであるのは名門大洋フェリーの魅力。また、名門大洋フェリーは近日新造船が就航しますので、また乗る機会があれば乗ってみたいと思います。