この記事は乗り継ぎ地、鹿児島市内のホテルにて書いています。
2021年7月22~25日の4連休、沖縄地方に台風が接近し、搭乗予定の飛行機が欠航となりました。
クレジットカードには、飛行機が遅延・欠航した場合の保険が付帯しているカードがあります。今回この保険を使おうとしたら想定と違う結果となりましたのでご紹介したいと思います。
今回の旅程
今回の旅程は7月22日~25日の3泊4日。22日の早朝便にて中部国際空港から那覇空港へ、25日の最終便にて那覇空港から中部国際空港に帰る、4連休をフルに活かせる旅程でした。
欠航の推移
元々の予約:7月22日 ANA1127便 7:15発 中部→那覇
22日 ANA1127便 7:15発 中部→那覇 欠航
22日 ANA1129便 9:40発 中部→那覇に振り替え
22日 ANA1129便 9:40発 中部→那覇 欠航
23日 ANA1129便 9:40発 中部→那覇に振り替え(翌日の同便)
23日 ANA1129便 9:40発 中部→那覇 欠航
23日 ANA351便 8:05発 中部→鹿児島(乗り継ぎ)ANA2483便 9:55発 鹿児島→那覇に変更
23日 ANA2483便 9:55発 鹿児島→那覇 欠航(中部国際空港に向かう名鉄車内でメール受信)
23日 ANA2483便 9:55発 鹿児島→那覇を2485便 18:00発鹿児島→那覇に振り替え(同日の夜便 セントレアのカウンターにて振替手続き)
23日 ANA2485便 9:55発 鹿児島→那覇 欠航(ANA351便の機内WiFiでメール受信)
24日 ANA2485便 18:00発 鹿児島→那覇に振り替え(いまここ)
24日の振替は午前中出発の2483便に振り替える選択肢もありましたが、既に気持ちが鹿児島滞在に傾いていたこと、少しでも台風が過ぎ去る時間が稼げるのであればと思い、初めから夜便を選択しました。
ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードの場合
今回航空券の決済に利用したカードはANA VISAのスーパーフライヤーズゴールドカード。SFCを取得して使っているという方も多いのではないでしょうか。スカイコインとクレジットカードの決済を併用して支払いをしています。
少し話が逸れますが、ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードの国内航空便遅延保険は利用付帯となっていますので、保険の適用には航空券の支払等にカードを利用することが必要です。
他のカードでは条件等異なる可能性がありますので、カード会社に確認をお願いします。今回はANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカード利用という事で話を進めます。
保険内容を確認
ご利用の手引きがウェブ上から確認できます。
ANA VISA MASTER ゴールドカード保険サービス ご利用の手引き
今回関係してくるのはこの部分。国内の航空便遅延保険です。その中でも乗り継ぎ遅延費用と出航遅延・欠航・搭乗不能費用の部分。
今回は中部→鹿児島→那覇と飛びますので、鹿児島で乗り継ぎ。従って食事代とホテル等の客室料が出るかと思いきや、適用されたのは出航遅延の部分でホテル代は不可。
それには次の一文が関係してきます。
「到着便の遅延によって」出発便に搭乗することができず
今回の例に当てはめてみると、中部→鹿児島は定刻で飛んでいます。つまり、その先の鹿児島→那覇に搭乗できなかったのは中部→鹿児島便の遅れによるものではない。従って、適用されるのは乗継遅延ではなく出航遅延になった、ということです。
とは言え鹿児島出発は翌日になってしまったので、宿泊費はかかるわけです。当然自費になります。
食事代だけでもありがたい
気持ちとしては乗り継ぎ便に乗れなくて宿泊費がかかったのだから負担してよ、とも思うのですが、約款がそうなっているので仕方ありません。とは言え、出航遅延の対象にはなりましたから、次の便に搭乗するまでの食事代が上限1万円まで出ます。
という事で早速黒豚しゃぶしゃぶを食べてきました。
前日運航されたソラシドエア
今回の台風ではANA運航便については沖縄地方で全便欠航。そんな中、22日の鹿児島18:00発、ANA2485便は運航され、無事那覇空港に到着したようなのです。ANA2485便はコードシェア便で運航はソラシドエア。もしかしたら翌日も飛ぶかもしれない、と鹿児島乗継にかけてみたのですが・・・
まとめ
乗継便に乗れなかったものの、乗継遅延保険が適用されなかったことについて書いてみました。当記事はリアルタイムで書いていますので、今後書き直すかもしれません。
さて、この後はどうなるのでしょうか。