SFC修行となぞの旅人

SFC修行となぞの旅人

2017年SFC取得済。 格安航空券やマイルで勝手気ままに旅行してます。

2021年ANAダイヤ修行やります! 2017年ANASFC・ダイヤ取得時との違い・感じたこと→中止になりました

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2021年、ANAダイヤ修行を行います。→キャンペーン中止の為、修行も中止します

 

www.sfc-traveler.com

 

 

2021年明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます。獲得PPが0になり、新しい年が始まりましたね。2021年は2017年以来のANAダイヤ修行を行います。

 

PP2倍キャンペーン

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ANAは対象者限定で、2021年1月~3月末までPP2倍キャンペーンを実施します。幸運にも?私は対象者に選ばれました。対象となる人は2020年にあまり搭乗していない人、かつキャンペーンを行えばたくさん搭乗してくれそうな人?と言われていますが、基準は定かではありません。私の2020年の有償での搭乗実績は中部⇔羽田の往復のみ、そしてキャンペーン対象になると同時に大量の航空券を予約しましたので、うまくANAの策略に乗せられたのかなと思います(笑)

 

 ANASFC・ダイヤ修行 2017年との違い

ダイヤ修行の行程を組むにあたっていろいろ調べた結果、2017年と異なる点、感じる点もかなりありました。今回はその点についてまとめてみたいと思います。

 

コロナによる欠航・運休リスク

コロナによる影響の1つ、欠航・運休リスク。天候による欠航リスクに加えて、需要減による運休がいつ起こってもおかしくない状況にあります。SFC修行においてはタイトな日程を組むことも多く、1便欠航しただけでドミノ式に計画が台無しになる、ということもあり得ます。無料キャンセルには対応して頂けるでしょうが、獲得できなくなったPPをどこかで補う必要はありますね。

 

過去情報の信頼性

諸先輩方が積み上げてきた、SFC修行における貴重な情報。それらを否定する意図は全くありませんが、現実問題それらが意味をなさなくなっている部分も少なくありません。この1年間で航空業界はもとより社会の状況がすっかり変わってしまいました。過去の情報は軽く参考にする程度にとどめて、今の状況にどう対応するかの方が重要であると思います。

 

国際線が使えない

新型コロナウィルスの影響で国際線は壊滅的。とても修行として使えるような路線はありません。国際線・海外発券においては2018年、私がオスロ発券をした直後にブッキングクラスNが導入され、海外発券の旨味が少なくなってしまいました。それでもクアラルンプール発券等、比較すればまだ使えなくもないかな、と言う海外発券路線もありましたが、現在はそれも厳しくなっています。

 

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国際線における修行は単価の面はもちろん、多少単価が悪くとも一度に大量のPPを獲得できるので体力的に楽であったり、時間効率が大変優れていたのですが・・・そもそも海外旅行と言うだけで魅力的したし。

 

 

プレミアムクラス前日・当日アップグレード 路線別料金の影響

2017年にはプレミアムクラスへの当日アップグレードは当日のみ、全路線一律9000円でした。一律9000円という事はなるべく長距離の路線、羽田⇔那覇や新千歳⇔那覇などで使うと効率よくPPを稼ぐことが出来ました。しかし現在は路線によってアップグレード料金が異なります。

 

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PP単価だけで見れば14000円の羽田⇔那覇で使うのは効率が悪くなります。中部・大阪⇔那覇では9000円→10000円への変更にとどまり、それほど影響はありませんでした。

 

プレミアムクラスにアップグレードをすれば、座席の快適さはもちろん食事がついたりラウンジが使えたり。何よりPP2倍の場合は獲得PPの差も2倍になりますから、修行回数を減らす=空港までの交通費削減というところを考えれば、あながち効率が悪くなるとも言い切れません。空港までの距離や旅中の快適さを考えて、アップグレードをするかどうかを考える必要があります。

 

需要連動制運賃 ANA SUPER VALUE

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現在のANA割引運賃の主力であるANA SUPER VALUE。こちらは需要によって価格が変動する運賃となっています。2017年当時は「旅割○○」と言う運賃が基本であり、設定座席数が埋まるまで同額運賃で購入できました。また、平日と土日の差額も無かったと記憶しています。SFC修行に関する情報でおすすめ路線、運賃はいくらでPP単価はいくら、というものをよく見ますが、調べてみるとそれは平日の運賃で、土日で調べてみると高かったという事はよくあります。現在のANA SUPER VALUEは期限まで購入できる代わりに、運賃が上がっていくという方式になっています。

 

あんしん変更キャンペーン

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ANAがコロナ禍でも気軽に予約してもらおうという事で実施しているあんしん変更キャンペーン。対象運賃・対象日であれば3月末までは何度でも、4月以降への変更は1回限り手数料無料で変更することが出来ます。

 

ANA SUPER VALUEは需要連動制運賃のため、例えば先日のGoToキャンペーン停止時のようにキャンセルが大量に出た場合、価格が下がることもあり得ます。変更キャンペーンが無ければ手数料と値下げ分、どちらが大きいか比較検討する必要がありましたが、現在は安くなっていれば即変更という事が可能です。

 

 

予約してから実行までの早さ

2017年当時、当時の割引航空券は1年に2回の一斉販売開始でした。2017年1月搭乗分は前年の2016年8月終盤に販売開始。つまり8月に予約・購入してから1月の修行開始までに4か月間あったのです。今回PP2倍キャンペーンのお知らせが来たのは12月18日。年が変わるまで2週間ありません。先日予約したと思ったらもう年明け、と言う展開の早さを感じています。

 

なお2017年時は正月休みから修行をスタートさせましたが、2021年は1月後半からの予約となりますので、まだ若干期間があります。

 

PP獲得のペースについて

2017年は1年間じっくりかけてダイヤ会員基準に到達しましたが、2021年はPP2倍キャンペーン活用という事で、できるだけ3月末までに大量のPPを獲得する計画でいます。といっても4月以降旅行を全くしないという事は無いと思うので、約80000PPを3月末までに、残りの約20000PPを4月以降の9カ月間で獲得する予定です。

 

2021年 SFC修行おすすめ路線

ここからは2021年にSFC・ANAダイヤ修行を行う方向けに、私独自のおすすめ路線≒実際に予約している路線を中心にご紹介していきたいと思います。

 

東京・大阪・名古屋(地元空港)⇔那覇

 言わずもがな、SFC修行の王道である各地と那覇を結ぶ路線です。東京⇔那覇路線は9000円台~、大阪は特に神戸発着のソラシドエア運航路線が安く、日によっては6000円台からあります。私の拠点名古屋からは2月を中心に最安9000円台、多くが10000円台となっており、私もいくつか予約しています。3月の中部⇔那覇は土日を中心にやや高い日が多く、ここを何とかできないかな?と試行錯誤しているところです。

 

具体的なルートしてはまず地元空港から那覇へ。那覇を拠点に羽田または大阪を往復、最後に地元に帰る、というのが基本です。休みが取れるなら那覇に何泊かして往復分を多くすると効率が良くなります。

 

札幌⇔那覇 バリュートランジット28

2021年の私のお勧めは札幌⇔那覇のバリュートランジット28です。バリュートランジットの積算率は75%と通常のバリューと変わりませんが、搭乗ポイントが400PP付与されるところがポイントです。これは1便当たり200PP、2便乗り継ぐので合計400PPです。2倍キャンペーンなら800PP付与されるので、これは大きいですね。

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こちらは1月31日の札幌→那覇のスーパーバリュートランジット28ですが、札幌→羽田→那覇と乗り継いで16870円です。札幌→羽田が765PP、羽田→那覇が1476PP、そして搭乗ポイントが400PP。合計すると2632PPとなり、2倍すると5264PP、PP単価は3.20円/PPとなります。キャンペーンが無くても6.4円/PPですから、修行路線としては超優秀です。問題は地元から札幌までと那覇から地元をいかに安くするか。そして札幌発が7時30分と比較的早いと言う点も朝に弱い方には辛いかもしれません。もっとも「修行僧の朝は早い」という名言(迷言?)があるように、SFC修行される方は朝に強い方が多いような気もしますが・・・(笑)

 

私の地元空港セントレアからはLCCも含めて札幌路線は大激戦区間ですので、かなり安く札幌までアクセスすることができるようです。

 

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朝は起きられない!もっと新千歳空港を楽しみたい!と言う方には10時40分発の関西空港経由が18570円でした。多少PP単価は落ちますが、朝ゆっくりすることもできます。

 

 

東北・北陸⇔羽田⇔那覇

多少上級者向けですが、東北・北陸と羽田経由で那覇を結ぶバリュートランジット28もおすすめです。

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こちらは那覇⇔羽田⇔秋田の運賃一例です。

1476PP+418PP+400PPで2294PP、2倍キャンペーン4588PP。単価2.85円/PPです。

 

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こちらは山形庄内空港⇔羽田⇔那覇の一例です。

 

1476PP+327PP+400PPで2203PP、2倍キャンペーンで4406PP。単価2.67円/PPです。

 

新千歳路線と比較してイレギュラー時の振替や現地までのアクセス、地方空港の需要減による欠航リスクを考えると上級者向けと言えますが、うまくハマればこのPP単価はかなり魅力的です。

 

www.ana.co.jp

 

他にも私が調べきれなかった超お得路線が隠れているかもしれません。上記リンクからお得路線を探してみてください。

 

まとめ

2021年1発目の記事は2021年のANASFC・ダイヤ修行の考察でした。やはり自分がやるとなると調査熱が違いますね(笑)

 

私の具体的なルートは今後の様子を見ながら、または旅行記にてご紹介したいと思います。

 

なお、当記事で紹介した運賃は一例であり、搭乗日・時間帯・需要状況により変わる場合があります。

 

 

 

それでは本年もよろしくお願いいたします。