最近では愛知・岐阜・三重の近隣県ばかり旅している私ですが、今回は久しぶりに遠出です。宿泊先は神戸ベイシェラトンです。神戸までの移動に近鉄特急ひのとりのプレミアムシートを利用してみました。1か月前の10時ちょうどにチケットレス予約ページにアクセス、見事先頭座席の1Aを確保することに成功しました。
ひのとりがデビューしてから、プレミアムシートに乗る時は絶対に先頭座席!と思っていたので、確保できて良かったです。
ひのとりに乗るのは2回目です。前回のレギュラーシート乗車記はこちら。
近鉄名古屋駅
今回乗車するのは名古屋駅15:00発、特急ひのとり大阪難波行き。
プレミアムシートに乗車します。火の鳥のプレミアムシートは両端1号車と6号車。今回は大阪側の先頭、6号車に乗車します。
それでは早速乗車していきましょう。
特急ひのとり プレミアムシート
早速ですが、ひのとりのプレミアムシートです。大阪難波までの約2時間お世話になります。
大きな1Aの表示。
反対側の2列シート、B・C席はこんな感じ。
列車は時刻通り名古屋駅を出発。次の停車駅は津です。
座席周り
それでは座席周りを見ていきましょう。
ひのとりプレミアムシートは1-2の配列。今回は1人という事で1Aを確保したのですが、意外とピラーが太くて前が見えにくかったです。2人シートにはなってしまいますが、中央のB席の方が前面展望は楽しめそうです。
名古屋の次の駅、米野付近。アーバンライナーネクストが2つ右の線路に留置されています。1Aから素直に見やすいのはこの角度ですね。
こちらは伊勢中川短絡線通過中ですが、カーブの角度がちょうど見やすい角度になりました(笑)
車内のご案内。
リクライニングは電動です。座席ヒーター内蔵ですが、車内が温かいので個人的には必要ありませんでした。
テーブルは右手から小さなテーブルと、左から折り畳み式の大きなテーブル。
ココア
伊勢中川を過ぎ、青山の長いトンネルで景色が見えなくなったところで買い出しに出かけました。
プレミアムシートのデッキにある自販機。前回はコーヒーを頂いたので、今回はプレミアムココアにしてみました。
自販機でココアを買い、お湯を注ぐシステム。侮ることなかれこのココア、めちゃおいしかったです。好みもありますが、今後ひのとりでコーヒーとココアどちらか選ぶならココアを選ぶと思います。
右手の小さなテーブルを前にずらすとカップホルダーがあります。ここはしっかりホールドしてくれるので安心感があります。
難波到着
終着、大阪難波駅に到着。ここからは阪神電車に乗り継ぎます。
特急ひのとり プレミアムシート 価格面の考察
名古屋⇔大阪難波間のプレミアムシート料金は2830円。レギュラーシートとプレミアムシートの差額は700円です。700円の差額をどう取るかですが、私は充分にその価値はあると思いました。逆にレギュラーシートで700円節約するくらいなら、アーバンライナーを選んでしっかり節約した方が良いとも感じました。
現在近鉄名阪特急のアーバンライナー充当列車については、2021年3月末までチケットレス割引でさらに300円安く乗車することができます。これでひのとりレギュラーシートとの価格差は500円。速達性の高い甲特急としてのアーバンライナー運用は少なくなってきていますが、乙特急として多少時間がかかっても500円差なら検討の余地があります。逆に言うと事実上ひのとり特別料金には速達料金も含まれているとも考えられますね。
阪神電車→六甲ライナー
難波からはさらに西へ、阪神電車に乗り換えです。同じホームで乗り継ぎはできますが、トイレに行きたかったのでいったんコンコースへ、さらに乗り換えの電車まで少し時間があったので、ついでに金券ショップで阪神電車の株主優待券を購入してきました。まぁ節約できたと言っても数十円なので、これは趣味の範囲ですね(笑)
阪神電車 難波→魚崎
目的地は神戸ベイシェラトンなので、六甲ライナーとの乗換駅、魚崎まで移動します。
魚崎までの所要時間は36分。大阪⇔神戸間はたいてい青春18きっぷによるJR西日本新快速利用が多いので、長く感じました。ひのとりプレミアムシートから通勤列車ロングシートへの乗り換えでもありますし(笑)
六甲ライナー
魚崎駅で六甲ライナーに乗り換えです。
神戸ベイシェラトンに到着!
神戸ベイシェラトンの最寄り、アイランドセンターで下車。
名古屋駅から約3時間30分、本日のお宿神戸ベイシェラトンに到着です。
まとめ
近鉄特急ひのとり、プレミアムシートの乗車記でした。座席に関しては文句の付け所がありません。展望だけは1Aから正面は見づらいな、と言う印象でしたので、次回乗る機会があれば1Bを確保してみたいと思います。また、逆方向の名古屋行きの展望も気になりますので、次回は1号車の1Bに座ってみたいです。