2週連続で行った浜松、1週目の復路の様子をお伝えします。1週目は新浜松駅から遠州鉄道、天竜浜名湖鉄道を利用してみました。
遠州鉄道(遠鉄グループ)
遠州鉄道、通称遠鉄。鉄道路線としては浜松を南北に貫く1路線のみです。遠州鉄道と言いながら、経営実態としては鉄道の売り上げはグループ全体の1%未満。バスやタクシー事業も手掛けてはいますが、売り上げのうち大きな割合を占めるのは流通業です。遠鉄ストアはおなじみですが、実は自動車販売会社である静岡トヨタとネッツトヨタ浜松は遠鉄グループであり、流通業売上の中でも結構な割合を占めています。自動車学校も複数経営。もはや鉄道会社なのか自動車会社なのか不明ですが、静岡県西部地区を総合的に支える企業です。
天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖鉄道、通称天浜線。西は新所原駅と、東は掛川駅を結んでいます。元は国鉄二俣線。国鉄民営化によりJRとなった際、二俣線はJRに移管されず天竜浜名湖鉄道となりました。
東海道線は浜名湖の南側から海側の街を通っていきますが、天浜線は浜名湖の北側から内陸を走っていきます。キャッチフレーズは「日本の原風景に出会う旅。」自然豊かなエリアをのんびりと走っています。
沿線のイベントや、バーチャルボーカリスト「音街うな」とのコラボやラッピング電車など、特色あるサービスにも積極的な鉄道です。
先日発表されたのは国鉄二俣線全線開通80周年を記念した、純金製の乗り放題チケット。
6か月用15万円、1年用30万円、2年用60万円、3年用80万円。もはや高いのか安いのかよくわかりません。ちなみに3年用を1日当たりに直してみると1日当たり約730円。意外と安い?落としてしまったら泣けますね・・・。
ちなみに金の重量は1グラムだそうですので、金投資としてはメリットなさそうです(笑)
クレジットカードにはゴールドカードがありますが、こちらは正真正銘のゴールドカードですね。
お金のある方、記念にいかがでしょうか。
共通1日フリーきっぷ
さて、純金チケットを購入する財力は無いので(?)私が購入したのは共通1日フリーきっぷ。
遠鉄電車全線と天浜線の東(掛川~西鹿島)または天浜線の西(新所原~天竜二俣)が1日乗り放題です。私は名古屋方面へ帰るので西エリア版を購入しました。
遠州鉄道(赤電)新浜松→西鹿島
新浜松駅の運賃表です。終点の西加島までは480円。
遠州鉄道はその色から赤電と呼ばれています。
乗車したのは緑色だったんですけどね(笑)
新浜松を出発。しばらくは浜松市街を高架で走っていきます。
浜松はもとより日本を代表する企業の1つ、ヤマハの本社です。
赤電は基本的に単線なので、時折駅で行き違いがあります。
新浜松から西鹿島までは30分ほどで到着します。
西鹿島→天竜二俣
西加島駅で天浜線に乗り換えです。天浜線と接続があるとの事でしたが、20分ほど待ちました。
西鹿島から天竜二俣駅までは2駅。途中天竜川を渡ります。
天竜二俣駅に到着。
天竜二俣駅
天竜二俣駅は国の登録有形文化財に登録されている歴史ある駅舎です。天竜浜名湖鉄道には登録有形以文化財に登録されている駅舎や施設が複数あります。
天竜浜名湖鉄道の本社もこちらに。
この雰囲気、良いですねぇ・・・。
登録有形文化財の駅と言えば、鹿児島県の嘉例川駅を思い出しました。
天竜二俣→新所原
湘南色にカラーリングされた列車で新所原を目指します。
車内はこんな感じ。
浜名湖です。正直もっと近い所を走っていると思っていましたが・・・。
新所原駅に到着。。うなぎ弁当を売ってますね。
新所原→豊橋→名古屋
新所原から東海道線へ。
豊橋で名鉄に乗り換えです。往路と同じく、株主優待券を利用します。
この後は特筆することなく、無事名古屋駅に到着しました。
まとめ
新浜松駅の鳩。
2週連続で出かけた浜松、第1週目復路の様子でした。天竜浜名湖鉄道は西線の利用だったので、いつか東側にも乗ってみたいですね。