プラハの街を歩いていると、至る所でコンサートの案内看板を見かけます。たいていの場合、日時・演奏される曲目・チケット価格等が書かれています。
こちらはプラハ城のコンサート看板。
2日目に行った聖ミクラーシュ教会のコンサート看板。
プラハでは2回コンサートに行ったのですが、まずは1か所目の市民会館のコンサートの様子をご紹介いたします。
スメタナホール(市民会館)
スメタナホールがある市民会館は火薬塔のすぐ横にあります。こちらはのだめカンタービレのロケ地ともなったことが日本でも有名です。
チケットの価格と座席
チケットの価格は3段階で、それぞれA席1000・B席800・C席500コルナでした。私の行ったときは500コルナの席は売り切れで、800コルナのB席を購入しました。
舞台側より。
座席の違いですが、価格が高い方が前方、安い方が後方です。ですが正直一番安い席で十分だと思います。椅子も同じもので、特に広いわけでも快適なわけでもありません。演奏者の手元が見たいなど理由が無ければC席で良いでしょう。500コルナあれば、差額でもう1つコンサートを回れます。
会場は小ホール
コンサート会場は想像していたスメタナホールではなく、横にある小さな会場でした。と言ってもバスケットボールコートくらいはあるでしょうか。
椅子は木製で硬い椅子だったので、気になる方はクッションのようなものがあると良いと思います。座席ランクによって椅子が良くなったりはしません。
Palacky Hallと表示がありますね。
実はいわゆるスメタナホールはちょうど改装中?工事中?で入れませんでした。横から少しのぞける場所があったのですが、様々な資材が置いてありました。
コンサートのドレスコート
コンサートで気になるのがドレスコード。私も一応ジャケットを持って行ったのですが、必要ありませんでした。各教会はコンサートホールで毎晩のように行われているコンサートは、聴衆も観光客中心で服装も様々。特にフォーマルな服装をする必要はありません。さすがに短パン・サンダルレベルは避けたほうが良いと思いますが、教会に入れる程度の服装であれば大丈夫です。
なお、格式あるコンサートについてはこれに限りません。あくまで当日ふらっと寄って入れるようなコンサートに限ったお話です。
市民会館 スメタナホール内部
写真撮影・動画撮影可能?
写真・動画撮影に関してですが、直接確認したわけではありませんが可能だと思います。特に注意される事もありません。ただし演奏中に撮影している人はいるにはいるもののまばらで、あの雰囲気の中撮影するのはかなり勇気がいると思います。せっかくの生演奏ですので、ここは画面越しよりも自分の目・耳で堪能するのが良いのではないでしょうか。
曲目
曲目はチケット購入時や看板に大まかに書いてあることが多いです。今回は日本人にもおなじみ、ビバルディ四季の「春」より始まり、カノン・ハンガリー舞曲など、知っているクラシック音楽がたくさんありました。
まとめ
プラハのクラシックコンサートの様子でした。市民会館内にはいくつもホールがあるそうなので、いわゆるのだめカンタービレのロケ地となったスメタナホールを見たい、演奏を聴きたいというのであれば、事前調査をしっかりした方が良いと思います。コンサートでなくても、見学コースもあるようです。(私は調査不足の上、改装中?という事でどちらにしても見られなかったようですね)
プラハに来たら何処でも良いので、1度はコンサートに足を運んでみてください。
これでプラハ滞在2日目は終了です。
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