ANA205便にてウィーン国際空港に到着、到着は定刻よりも少し早いくらいでした。ウィーンでの乗り継ぎ時間は40分しかありませんが、ウィーン国際空港は乗り継ぎ時間が短くて済む空港と言われていたので大丈夫だろうと思っていました。
ボーディングブリッジが故障?
通常飛行機のボーディングブリッジは前方扉に取り付けられますよね。ビジネスクラス利用であれば優先的に早く降りられるはず。ですが、待っても待っても扉が開きません。 ANAの歌舞伎安全ビデオのメイキングを8回くらい見終わった頃(途中から数えてた:笑)もう少し時間がかかるので座ってお待ち下さいとの案内。正直ターミナル内でテロでも起こったのか、なんて最悪のことも想像しましたが…
後ろから降機してください
このアングル、結構貴重かも?
最終的に開いたのは機体の最後方左側の扉。順番から言ってエコノミークラスの乗客が先に降機します。ビジネスクラスの乗客は最後に降機。お詫びのアナウンスも流れていました。
原因はボーディングブリッジの故障との事でした。
プレミアムエコノミーの座席横。
さらにエコノミー席の横も抜けていきます。
(右下に写っているオーストリア航空の飛行機がおそらく乗り継ぎの飛行機)
バス移動に変更です。
入国審査
入国審査は特に何も聞かれることなく無事通過。機内で「乗り継ぎのお客様はターミナルでまとめて案内する」と言われていましたが、特に案内も無かったのでそのまま通過しました。通過したところにあった案内表示板を見ると、搭乗予定のOS703便はゲートクローズドの文字。ああ乗り遅れた、と思いつつもゲートまでいけばスタッフさんがいるかなと思い、とりあえずF15ゲートへ向かう事に。
乗り継ぎ保安検査場
保安検査場は並んでいる人こそ多いものの、検査箇所が多くスムーズに通過。通過後再び案内板を見ると、搭乗便の情報すら消えていました。
誰もいないF15ゲート
F15ゲートに行ってみると、スタッフさんは1人もいませんでした。すぐ隣を見ると、乗ってきたばかりのANAの機材が。これ、エプロンを歩いたら乗れたんじゃない?と心の中で少し毒づきながら、ここにいても仕方ないので次はオーストリア航空の乗り継ぎカウンターを目指します。
オーストリア航空乗り継ぎカウンター
オーストリア航空乗り継ぎカウンターでは、日本語ペラペラのANAの現地GSさんが待機していました。航空券を見せて手続き開始。無事次のプラハ行き、OS705便に変更することができました。
オーストリア航空乗り継ぎカウンター。振替手続きが一通り終わり、人が少なくなってからの撮影。
ウィーン国際空港 オーストリア航空ラウンジ
予定通り行けばラウンジには寄らないはずでしたが、2時間30分ほど待ち時間が出来たのでオーストリア航空のラウンジを訪問することができました。ここは結果オーライと言うことにしておきましょう。振替便の搭乗券にはステータス情報が紐付けられなかったので、念のためSFCラウンジカードを持ってきて正解でした。ラウンジへは途中まで振替手続きを手伝っていただいたGSさんに案内していただきました。
まとめ
という事で、定刻に到着したにもかかわらずウィーンでの乗り継ぎに失敗してしまいました。ウィーン国際空港のMCTは35分との事でしたが、いくらコンパクトとは言え正直35分では短すぎます。最低でも1時間くらい欲しいところ。私は乗り遅れることもある程度予想しており、通しの航空券なので特に問題はありませんでしたが、帰国便に乗り継ぐなど絶対に遅れられない場合には時間に余裕を持った行程にする事をオススメします。
なお今回は次の便まで4時間以内だったので航空便遅延保険は対象外でした。
近鉄に乗り遅れ、オーストリア航空に乗り遅れ・・・さてこの旅は今後どうなるのでしょう。
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