2019年3月30日、ジェットスタージャパンが成田⇔下地島空港便を就航させました。本日はその初便に乗って下地島・伊良部島に来ております。撮れたての下地島空港着陸シーンや初便フライトの様子を簡単にではありますがお届けしたいと思います。
2019年3月30日 成田⇔下地島空港便就航
下地島空港は長らく訓練専用空港として運用されてきましたが、2019年3月30日、ジェットスタージャパンが成田⇔下地島便を就航させました。下地島は伊良部島を経由して通行料無料の伊良部大橋で宮古島と結ばれており、レンタカーなどで気軽に行き来できます。
ジェットスター 下地島空港行き初便 成田空港セレモニーの様子
下地島空港行きは7:05発。頑張って早起きです。
ちなみに後で私もボードを持って写真を撮ってもらいました
成田空港出発
出来れば17エンドに降りてほしい!との期待を込めて左窓側席を確保しました。右側だと出発時に横断幕が見られたようです。
上空ではほぼすべて雲の上。飛行時間は3時間40分ほどですが、LCCの狭い座席なので長く感じました。
就航記念品
機長自作のログペーパーです。
飛行機好きの搭乗時の楽しみと言えばフライトログブックもその1つかと思われますが、今回は全員への対応が難しいという事でフライトログの代わりになるものを機長直々に作ってくださいました。さすが機長、飛行機好きの心を分かっています(笑)
今回のジェットスターGK323便、下地島空港行き初便のKUROSE機長は宮古島出身だそうで、生い立ちから下地島空港とのかかわりなど、かなり詳しくアナウンスをしてくださいました。またHANASHIRO副操縦士も那覇出身だそうで、コックピットは沖縄出身のお2人という事でした。
搭乗証明書にステッカー。
こちらのミニノート、下地島空港にも売っていましたが1000円近くしていました。
大胆なデザインのピンホール眼鏡。
そしてジェッタの顔が入った宮古の雪塩どら焼き。
下地島空港到着
下地島空港と言えば17エンド。できればRWY17に降りてほしい!と思っていたところ、追い風ながら制限値ギリギリでRWY17に着陸しました。
下地島空港RWY17着陸。 pic.twitter.com/0ZHLiNmc6g
— とめきち (@tomekichi_SFC) 2019年3月30日
スポットイン直前には歓迎の放水も。
到着時にはエイサーの太鼓でお出迎えがありました。
下地島空港で気になったこと
下地島空港で気になったことがいくつかありましたのでまとめてみたいと思います。
・展望デッキがない
空港と言えば飛行機と滑走路を眺められる展望デッキがあるのが一般的ですが、下地島空港にはありませんでした。この問い合わせはかなりあったようですが、簡単に増設できるものでもないですよね・・・。
・バスの本数が少ない
下地島空港発の路線バスは宮古島方面へのリムジンバスと路線バスが1日各1本ずつ。ジェットスターの出発・到着に合わせて運行されます。空港を少し見学して・・・というのは路線バス利用では難しいです。また、伊良部島の市街地、特に北部へのアクセスが路線バスでは難しいです。この辺りはまた別記事にて。
早い話、レンタカーを借りるのが一番楽で手っ取り早いです。下地島空港のレンタカー事務所は到着口出てすぐ、車も空港の駐車場に止まっているので、到着したらすぐに出発できます。
なおバスの本数は就航便の増加や需要によって増える可能性があるとの事でした。しばらく様子見ですね。
・コーラルポートラウンジが見えない
下地島空港内覧会などの写真で、高級ホテルのプールのような写真を見たことはありませんか?
こんな感じの・・・
こんな感じの。
上2枚は到着時に撮影したものですが、この風景を保安検査前のエリアからは見ることができません。
なぜなら、
コンクリートの壁がそびえているから。
厳密にいえば到着口から手荷物受取所を挟む形で見えなくはないのですが、空港に行けばあの水の広がった空間に行けるという期待はしない方が良いです。
まとめ
まずはジェットスターの就航おめでとうございます。ジェットスターは関西⇔下地島の就航を決めていますし、また香港エクスプレスの下地島就航も決まっているので、国際線も含めて今後の発展に期待したいですね。お祝いの花にスカイマークの文字がありましたので、恐らくスカイマークも就航すると思われます。
宮古空港との住み分けがどうなるのか、ほかにどのような航空会社や新路線が就航するのかも気になるところです。
セントレア拠点の身としてはジェットスターや、もしくはエアアジア辺りが飛ばしてくれるとうれしいです。