1月25日に就航した太平洋フェリーの新きたかみ。名古屋へ来るのはこの時期限定という事で、少し無理してスケジュールを調整して乗ってきました。
太平洋フェリーとは
太平洋フェリーは名古屋港⇔仙台港⇔苫小牧港を結ぶ日本有数の大型フェリーです。名古屋⇔仙台は21時間30分、名古屋⇔苫小牧を39時間30分~40時間もかかります。そんな太平洋フェリーは27年連続でフェリー・オブ・ザ・イヤーを受賞。船の豪華さ、快適さは折り紙付きです。
新きたかみとは
「新きたかみ」は太平洋フェリーが2019年1月25日に新規就航させた新造船です。主に仙台⇔苫小牧を結びますが、1年に1回、「きそ」のドック入りの期間だけ名古屋に来るようです。
新きたかみデータ
総トン数 13694トン
全長 192.5m
全幅 27.0m
最大速力 24.55ノット
最大馬力 21760馬力
太平洋フェリーは早割がお得!
太平洋フェリーは、28日前までに予約すると運賃が半額となる早割運賃を設定しています。新きたかみの場合、名古屋⇔仙台の最安C寝台で片道3600円。今回は新きたかみから採用された新クラス「エコノミーシングル」を利用しているので、仙台→名古屋片道で5400円でした。
ちなみに名古屋⇔苫小牧を最安運賃の2等またはC寝台を早割で予約すると5400円。2泊3日かかりますが、これは格安ですね。
詳しい運賃・料金は下記太平洋フェリー公式ページをご覧ください。
早割だけではなく、マイカー航送運賃とセット・船内の食事とセットなど様々な割引運賃がありますので、自分に合った運賃を見つけてみてください。
仙台駅から仙台港へ
仙台駅から仙台港への公共交通機関は路線バス、もしくは中野栄駅までJR仙石線で移動し、そこから路線バスに乗り換えです。
JR中野栄駅に到着。中野栄までは20分弱かかります。
こちらのバスに乗っていきます。
仙台港フェリーふ頭に到着。中野栄からは10~15分ほどで到着します。
仙台港フェリーターミナル内の様子
仙台港フェリーターミナル内は1階に乗船受付、2階に待合所とお土産売り場、小さな食堂があります。
こちらの模型、東日本大震災の揺れと津波で破損したそうです。
乗船申込書。インターネットで予約・必要事項を登録した場合はそのまま受付カウンターへ。
乗船券です。3枚つづりになっており、乗船用・搭乗券・下船用があります。乗船用は乗船時、下船用は下船時に回収されます。
2階の乗船口へ。
船内へは12:00より乗船可能となります。
2階の食堂及びお土産売り場。
船内で販売されているものには限りがありますので、なるべくこちらで調達しましょう。
前日食べた唐辛子味噌がおいしかったので購入しました。
食堂メニューはこんな感じ。ちなみに乗船すると既に船内レストランが営業しています(バイキング形式 昼食料金1000円)どちらが良いかはお好みで。
いざ乗船
それでは時間になりましたので乗船しましょう。本日の乗船客は年配の方の団体さんがほとんどのようです。
乗船してまず目に入るエントランスホールです。名古屋まで21時間40分の船旅のはじまりです!
おまけ 名古屋から仙台港までの様子
詳しい旅行記書きましたので合わせてどうぞ。
夕方の便で仙台へ移動しました。ボンバルディアで搭乗客は15人だけ。アットホームなフライトでした。
アパヴィラホテルに宿泊
仙台での宿泊はアパヴィラホテル仙台五橋。新幹線ビューのお部屋で、鉄道好きには大満足のお部屋でした。
牛タンと宮城の日本酒を楽しむ
仙台と言えば牛タン!ということで日本酒5種を頂きながら仙台の夜を楽しみました。
翌朝は仙台駅横の展望テラスより新幹線などを撮影です。
という事でおまけの太平洋フェリー乗船前の仙台の様子でした。詳しくは本レポートでお伝えしようと思います。