南国台湾から北の大地北海道へ。北海道では1泊して、翌朝の便で名古屋へと帰ります。お昼に新千歳空港に到着しましたので、レンタカーを借りて富良野へ行きます。レンタカー返却が22時予定なので、使える時間は9時間ほど。
ラベンダー最盛期の富良野
富良野と言えばラベンダーですね。ラベンダーには早咲きと遅咲きがあり、6月下旬頃から8月中旬頃まで楽しめます。その中でも私の訪れた7月の3連休を含む7月中旬から下旬は富良野で一番作付面積が広い「おかむらさき」の最盛期。特典航空券もこの時期に合わせて日程を変更しました。
新千歳空港から富良野へ 2時間ちょっとのドライブ
新千歳空港から富良野へはいくつかルートがありますが、メインとなるルートは千歳東インターから占冠インターまで道東自動車道を利用、そこから国道237号線を利用するルート。高速代を節約するなら国道337号線などを経由して三笠市から夕張国道を通るルート。
私は富良野市内の渋滞や現地滞在時間がどれくらいになるか分からなかったので、往路は一番早く行ける道東自動車道を利用したルート、復路は三笠市経由のルートを選びました。
今回の相棒、日産ノートe-POWER。エンジンでタイヤを回すのではなく、発電をしてその電気でモーターを回して走ります。モーターなので加速力がすごいです。一度乗って見たかったので借りることが出来て良かったです。
占冠インターを降りました。右方向富良野方面へ。
途中道の駅で富良野ラベンダーティーを購入。
富良野市街をショートカット
素直に行けば富良野市街を抜けてラベンダー畑の集中している中富良野方面へ行きますが、富良野市街に目的が無ければショートカットしてしまうのがおすすめです。とくにラベンダーシーズンは道が渋滞しますので、周辺の県道や線路を挟んで平行に伸びている道も検討してみて下さい。グーグルマップだとその時の混雑に合わせて最速ルートを案内してくれますので便利良いです。
ファーム富田
富良野のラベンダーの代表的スポット、ファーム富田に到着しました。ラベンダー畑からは少し遠い場所でしたが、3連休最終日、午後2時ごろという条件で15分ほどで駐車場に停められました。ラベンダー畑駅の方からアクセスすると渋滞がありましたので、やはり裏ルートで正解でした。
ここまでの走行距離は141.3km。
ラベンダーソフトで一休み
富良野ノロッコ号
富良野ノロッコ号はラベンダーの時期限定で運転されるトロッコ列車です。時間がある方はノロッコ号でのアクセスもおすすめです。旭川⇔美瑛⇔富良野を走っています。今回は乗車しませんでしたが、写真撮影のためラベンダー畑駅まで行ってみました。
こちらがラベンダー畑駅です。この時期限定で列車が止まります。
富良野方面からノロッコ号が到着します。
行ってしまいました。
ラベンダー畑駅からファーム富田まで徒歩で
それではファーム富田へ戻ります。少しラベンダー畑駅からファーム富田までのルートをご紹介します。
ラベンダー畑を下りたら踏切を渡りそのまま進みます。突き当ったら左へ。
赤い欄干の橋を渡ります。渋滞は解消しているようですが、ラベンダー畑駅に向かう時にはこの辺りにも車の列が出来ていました。
橋を渡ったら右へ。そのまま道なりに進むとファーム富田です。
とみたメロンハウス
ところで、ファーム富田の隣にとみたメロンハウスという観光施設が出来ていました。
名前から言ってファーム富田と何らかの関係があるのかと思いきや、関係は全くないとの事。むしろファーム富田とは敵対的関係?にあるようです。
その証拠に、とみたメロンハウスからはファーム富田のラベンダーや花畑は木の壁に隠され、見えなくなっています。また、とみたメロンハウスの商品をファーム富田に持ち込みお断りとの看板もいくつかあります。
賛否両論あると思いますが、私はどちらかというとファーム富田側。しかしながらこのような表示や壁で観光客に変に気を使わせてしまうのもなんだかなーと思います。何とかうまく解決できないものでしょうか。
富良野から新千歳空港へ
素晴らしいラベンダー畑とともに、とみたメロンハウスの件で少しもやっとしながら富良野を離れて新千歳空港へ戻ります。
途中偶然見つけた三段滝に立ち寄りました。最近雨が多かったので迫力満点。
北々亭でお寿司とラーメン
千歳市内に到着。辺りはすっかり暗くなってしまいました。夕食を新千歳空港のラーメンにするか、レベルの高い回転ずしにするか迷いましたが、今回はレンタカーがあるので千歳市内のお寿司屋さんにしました。
訪問したのは北々亭千歳店。
色々揃ってお得そうな北海セットを注文。
お寿司10貫にあら汁、茶わん蒸しがついて税込み1458円。色々なネタが楽しめました。
ラーメンは食べられないと思っていましたが、北々亭のメニューにあったので注文。小ぶりなのでお寿司を食べた後でもちょうどいい感じでした。
新千歳空港温泉が満員⇒絢ほのかへ移動
お寿司・ラーメンと食べたかったものを両方食べられて大満足。レンタカーを返却して本日の宿泊場所へ。総走行距離は278.5kmでした。
予定していた新千歳空港温泉は満員・・・。
しかし満員は想定内、もう1つの宿泊予定先へ移動します。
札幌清田区にある温浴施設、湯の郷絢ほのかです。こちらは当旅行記に先駆けてご紹介させていただきました。これで寝床の心配はありません。翌日はこちらから新千歳空港へ戻り、朝の便で名古屋へと帰ります。
まとめ
全盛期の富良野のラベンダー、一度は見てみたいと思っていたので来られてよかったです。台湾の帰りに北海道も観光する、一般的に考えればおかしい行程ですが、これもANA特典航空券を活用できたからこそ。マイルの使い方ひとつで南も北も楽しめる、そんなことを実感した北海道・富良野訪問でした。