世界中の空港のラウンジが使えるプライオリティパス。これまで私は必要ないと考えていましたが、申し込みすることにしました。
2018年の旅行予定がLCCばかり
2018年はKIX-ITMカードのプレミアム会員を目指すべく旅程を組んでいるのですが、これまでに予約した航空券がほとんどLCCなんです。KIX-ITMカードのプレミアムポイントはJALやANA等のフルサービスキャリア(FSC)でもLCCでも変わりませんので、安い航空券を追い求めた結果、LCCの割合が高くなったということです。
LCC利用だと基本的にラウンジが使えませんので、それならばプライオリティパスを発行するかと考え、どうせ発行するならニューヨークへ行く前に発行してしまえ!と言うことで発行を決断しました。
プライオリティパスとは
プライオリティパスとは、所持しているだけで世界各国1000か所以上の空港ラウンジにアクセスできるカードです。
通常空港のラウンジを利用するには、
・航空会社の上級会員や上級クラスに搭乗
・対象のクレジットカードを所持している
・利用料を支払って入場する
大体この3つだと思います。
プライオリティパスを持っていれば、上級会員でなくても、エコノミークラスの利用でも、またLCCの利用であっても対象のラウンジを利用することができます。
※実際にはラウンジによって細かい入場資格や必要なカードが異なりますので、ご利用時には各自で確認していただきますようお願いします。
プライオリティパスを格安で持てる楽天プレミアムカード
プライオリティカードを無料で発行できるカードの中でも、楽天プレミアムカードは年会費10800円と、ほかのカードに比べて安く設定されています。プライオリティパス目的なら楽天プレミアムカード以外の選択肢はないと思います。
プライオリティパスは年会費に合わせて3つのコースがありますが、
楽天プレミアムカードにはその中でも最上級のプレステージ会員資格のプライオリティパスが無料で付属します。通常申し込むと399ドル(≒44000円)なので、年会費10800円の楽天プレミアムカードが断然お得ですね。
楽天銀行クレジットカード一体型キャッシュカードを持っている人が楽天プレミアムカード(プライオリティパス)を発行するまでの流れ
さて、当記事の本題です。
楽天カードを所持していない人であれば、普通に楽天プレミアムカードを申し込めば良いですね。ノーマルの楽天カードを所持しているのであれば、切り替え手続きになります。
私の状況がややこしいのは、楽天銀行のクレジットカード(楽天カード)一体型キャッシュカードを持っているということです。
というのも、一体型カードと楽天カードを同時に持つことはできません。私が楽天銀行カードを作った時も、まず楽天カードを解約して、その後楽天銀行カードの発行手続きを行った経緯があります。
さて、肝心の切り替え手続きの流れですが・・・
①楽天銀行カードの解約手続き
②楽天銀行のキャッシュカード発行手続き
③楽天プレミアムカード発行申込
④プライオリティパス発行申込
このような流れになります。
①楽天銀行カードの解約手続き
まずは楽天銀行カードの解約手続きを行います。
電話先は楽天銀行カスタマーセンター(0120-776-910)です。
この時点でカードが使えなくなりますので、月払い引き落としの切り替え手続き等がある場合はご注意ください。
②キャッシュカード発行手続き
楽天銀行カードを解約したことによってキャッシュカードも使えなくなります。キャッシュカードが必要ない方は飛ばしていただいて構いませんが、私は必要なので発行手続きをします。
こちらはWEB上、楽天銀行ホームページで行います。
14時ごろ解約手続きの電話をして、18時ごろにキャッシュカード無効化のメールが届きました。届いたメールから楽天銀行ホームページへアクセスすることができました。
口座ログイン後、ATM→カード→楽天銀行キャッシュカード申し込みへと進みます。
暗証番号を入力して申込完了です。
5日ほどで書留にてキャッシュカードが届きました。
③楽天プレミアムカード申し込み
いよいよ楽天プレミアムカードに申し込みます。申し込みは楽天銀行カードを解約してから3営業日程度たってから行ってくださいとのことでした。私は楽天銀行カードを木曜日に解約しましたが、日付がどんどん過ぎてしまい、結局翌週の土曜日に申し込みをしました。
楽天カードは入会キャンペーンやポイントサイトでの還元も高額な場合が多いので、是非ともポイントサイト経由で申し込んで下さいね。
ただし私の場合は既に楽天銀行カードを持っていましたので、入会ポイントは付与されませんでした。
④楽天プレミアムカード到着
翌々週月曜日に楽天プレミアムカードが到着しました。
また、なぜかETCカードの方が2日早く到着しました。クレジットカードは簡易書留、ETCカードはヤマトのセキュリティ便で届きました。
④プライオリティパス申し込み
楽天プレミアムカードが届いたので、さっそくプライオリティパスを申し込みます。
申し込みは楽天e-NAVIより行います。
楽天e-NAVIのカード選択画面にプレミアムカードがでてきません。そこで、カードの追加をクリックします。
必要情報を入力して・・・
追加するをクリックして完了です。
楽天プレミアムカードが選択できるようになりました。
右下にプライオリティ・パスの文字がありますね。こちらから申し込んでいきましょう。
プライオリティパスに関してのご利用案内がばーっと書いてあって・・・
下のほうに送付先の確認がありました。今回は初めての発行なので新規申し込みをクリック。郵便番号と住所が正しいことを確認して申込です。
確認画面を経て申込完了です。
無事発行されました!
これでLCCやスターアライアンス以外の航空会社利用時もラウンジが利用できるようになりました。
時系列まとめ
プライオリティパス発行までの時系列をまとめておきます。
1日目(木)楽天銀行カード解約
9日目(土)楽天プレミアムカード申し込み
15日目(金)ETCカード到着
17日目(月)楽天プレミアムカード到着(土曜日に不在票)
18日目(火)プライオリティパス申し込み手続き
24日目(月)プライオリティパス到着
楽天銀行カード解約からプレミアムカード申し込みまで9日間空いていたり、楽天プレミアムカード到着時は旅行中で自宅にいなかったため受け取れなかったりしているので、実際にはもう少し早く手にすることはできたと思います。一応参考までに。
プライオリティパス発行手続き以外に楽天プレミアムカードが発行されたらやること
プライオリティ発行手続きに続いて、選べる特典を選択します。
選べるコースはこちらの3コースです。私はトラベルコースですね。
宿泊でのポイント1%加算も良いですが、1年に2回まで自宅から空港まで、または空港から自宅までの手荷物宅配サービスが利用できるクーポンが頂けるようです。また利用したらレポートしてみたいと思います。
それぞれメリットのあるコースに登録すると良いと思います。
今後の予定(3月まで)
2017年11月
中部→成田→ニューヨーク→成田→中部(ANAプレエコ)
12月
羽田→クアラルンプール→シンガポール→羽田→中部(ANAビジネス、復路空席待ち中)
2018年1月
関西→福岡→羽田→関西(ANA・変更の可能性あり)
関西→ホノルル→関西(エアアジア)
関西→香港→関西(peach)
2月
関西→台北→札幌→名古屋(エバー航空・ANA)
3月
関西→ソウル→関西(チェジュ航空)
特にプライオリティパス発行決断を後押ししたのが1月の香港行きです。peachが香港国際空港に到着するのが深夜なのですが、空港ホテルの値段が高い!深夜到着で泊まるにはもったいない値段でした。
空港野宿も考えましたが、海外空港で野宿はちょっと不安。しかしさらに調べていくと、プラザプレミアムラウンジがプライオリティパスで使えるようなので、こちらで夜明かししたいなと思っています。野宿といえば野宿かもしれませんが、一般エリアとラウンジ内では安心感が違います。警戒は怠れませんけどね。
また、関西空港の一般エリアにあるKALラウンジが使えることもうれしいですね。こちらは国内線利用時にも使えるそうなので、KIX-ITMカード修行を国内線で行う場合にはもってこいです。
2017年にも利用予定
2017年年内に予定しているニューヨーク・クアラルンプール・シンガポールはANA利用なのでとりあえずラウンジには困りませんが、選択肢が増えるのは良いことですね。特にシンガポール・チャンギ空港はプライオリティパス利用可のラウンジが多いそうなので、時間があれば他の対象ラウンジも利用してみたいと思います。
というわけで、キャッシュカード一体型楽天銀行カード所有者のプライオリティパス発行までの流れでした。
2018年SFC修行予定の方にもおすすめ
プライオリティパスは新しくSFC修行を始めようと考えている方にもおすすめです。特に修行の聖地であるシンガポール・チャンギ空港には数多くのラウンジがあります。強者になるとラウンジだけで夜明かししたり、帰国便までの時間を潰したりするそうです。国際線中心のSFC修行を考えている方はぜひ発行を検討してみて下さい。