上海滞在中に極楽湯へ行ってきました。上海には極楽湯が2店舗ありますが、そのうちの金沙江温泉館へ行ってきました。
極楽湯とは
極楽湯は日本全国に銭湯を経営しています。店舗数は日本一だそうです。近年新たな市場として中国へ進出しています。
金沙江温泉館へのアクセス
最寄り駅は地下鉄13号線「祁連山南路」駅です。2番出口を出て南に向かって進んで行くとすぐに看板が見えますが、そこから少し歩きます。レクサスのショールームの隣に店舗があります。さらに奥にトヨタのショールームがありました。つまり、レクサスー極楽湯―トヨタと、日本企業が並んでいます。駅から徒歩約5分です。
公式ページより
いざ、入店
まずは下駄箱へ靴を入れます。
ゲートを通って・・・
まずはこちらの右側で受け付けです。ロッカーキーと館内着交換札を受け取ります。
受付から180度振り返って、こちらで館内着を受け取ります。基本的に好きなものを選べますが、VIP専用や人気のあるものは選べない場合があります。
交換札入れ。
館内着GET。
まずはお風呂へいきましょう。
ロッカーキーは電子キーです。
個人的にいいなと思ったのがこれです。ロッカー内にLEDが設置されていて見やすくなっています。
お風呂の中は当然ながら撮影できませんので公式ホームページをご覧ください。
気になった点をいくつか。日本との文化の違いですかね。
・洗い場にシャワーがたくさん設置してある
日本の銭湯のような座って桶で汲んで身体を洗うスペーもありますが、いわゆるシャワースペースがたくさんあります。日本だとよく出入り口に2か所ぐらいシャワーがありますが、それがたくさん並んでいる感じです。
・中国人はタオルで身体を洗わない!?
お風呂の入り口にタオルが使い放題で置いてあるのですが、あまり使っている人がいませんでした。逆にタオルで身体を洗っていると「私は日本人です!」と主張しているみたいで若干恥ずかしかったです。
・あかすりスペースが丸見え
日本の銭湯だとあかすりスペースは小部屋になっているところが多いと思いますが、極楽湯 金沙江温泉館では階段を数段降りたところにベットが数台置いてあり、あかすりの様子が丸見えです。結構人気があるようで、待ち客もいるみたいでした。
・サウナの温度が低い、水風呂が見当たらない
サウナの温度が60度くらいと、サウナとしては低温でした。下記で紹介する岩盤浴の一番熱い所の方が温度が高かったです。また、見る限り水風呂がありませんでした。サウナの横には浄水器を通した水が紙コップで飲めるようになっていました。
岩盤浴のご紹介
岩盤浴料金は入場料に含まれています。こちらは男女共有です。館内着で入ることになるので、入るタイミングを間違えると汗だくの館内着で過ごさなければならなくなります。
貸し切りになったので写真を撮ってみました。上海にいることを忘れますね。
館内その他の施設
こちらにも浄水器付きの給水機があります。
リクライナーの様子。皆さん思い思いにくつろいでいます。
ガチャガチャがいっぱい。
ゲームコーナーです。
日本の漫画が置いてありますが、当然中国語ですので私は読めません。
レストランは利用しませんでしたが、主なメニューと価格はこんな感じです。
ほかにもキッズスペース、畳休憩スペース、マッサージなどのリラクゼーションがありました。
退館方法
受付カウンターの左側で清算します。館内着は最初に受け取った場所へ返却します。
戸惑ったのが下駄箱の開け方です。暗証番号を入力して開けるのですが、暗証番号がレシートに印刷されています。恐らく説明はされたのでしょうが、中国語がわからないので・・・。
こちらがレシートです。この場合、下駄箱の番号が1012、暗証番号が6713です。反射的にレシートを財布に入れてしまうと、靴が出せない!となります。ご注意下さい。(私がなったんですけどね)
最後に入場料金のご案内
こちらが入場料金です。私の訪問時のレートは1元=16円ほどでしたので、大人2200円、子供1080円くらいでした。日本の極楽湯と比較すると3倍くらいしますが、岩盤浴・リクライニングスペース・キッズスペース、漫画の設置等を考えると、日本の極楽湯より健康ランドなどと比較した方が良いかと思います。そこから考えると、ほぼ同じぐらいの価格設定と言えそうです。
私はなぜかわかりませんが、会員価格の118元で清算されました。140元出して20元返却してもらった感じです。正直に返金するところに好感が持てました。
まとめ
私が上海で宿泊したのは1泊2000円以下のホテルでしたので、シャワールームだけでお湯の出も微妙な感じ、清潔さも劣ります。しかも極楽湯の入場料が1泊の宿泊費より高い、という事になりました(笑)
海外へ行く日本人として「バスタブがあるホテルに泊まりたい」というのも1つありますが、ホテル費用を安くして、観光の1つとして組み込むのも良いのではないでしょうか。